月例マグコミマンガ大賞・結果発表 2016年7月期

2016年7月期

月例マグコミマンガ大賞 結果発表!!

第7回募集、期待賞1作品公開選出!

今回も多数のご応募ありがとうございました。その中から選出された、栄えある受賞作品は…?(7月31日締切分)

完成原稿部門:期待賞賞金5万円
受賞作掲載

『三浦さんのともだち観察ノート』

『三浦さんのともだち観察ノート』

あらすじ

人を信用しない女子高生・三浦小冬は周囲の言動をまとめた観察ノートを作っていた。しかし、クラスメイトの伊都にノートの事を知られてしまい…。

作品講評

圧倒的に読み易いネームと構成力、そして物語をドラマチックに展開する演出力が光っていたため今回の受賞へと繋がった。連載・単行本化を目指すに辺り、絵のレベルをさらにあげるとともに、さらに個性的なキャラクター作りを行っていってほしい。

受賞作品を読む

最終選考作品

『花と消ゆ』(完成原稿部門)

宜川まさ(23)

『いとしのともだち』(完成原稿部門)

いちしろ

『ブロンズ』(完成原稿部門)

嘘あいす(22)

『灰掃除のスス』(完成原稿部門)

上田つむぐ(24)

『鬼に牡丹』(完成原稿部門)

宇賀(31)

『Doppelganger?』(完成原稿部門)

道草なずな(32)

『つきまとい系ヒーロー』(完成原稿部門)

飴乃らて(23)

『ファンシー恋愛』(完成原稿部門)

中川 司(28)

『確かなもの』(完成原稿部門)

清冴一可(27)

『ドラゴンが少女を育てるようです。』(完成原稿部門)

大場玲耶

総評

今回は「チャレンジ部門」入賞該当作品なし。

引き続き応募数が多く、期待賞1作が選出される、有意義な漫画賞となった。
期待賞『三浦さんのともだち観察ノート』は、ネーム力・演出力を感じさせられた作品であった。作者の意図を、作品を通じて読者に伝えようとしている姿勢が伝わり、読み手が意識された作品となっていた。

自身の想いや、やりたい話が詰まった作品は非常に魅力的ではあるがそれが他者に伝わるかどうかは、ネームを描き終えた後に、精査する必要がある。

それを踏まえて、今後も、幅広いオールジャンルの作品の投稿を、引き続き楽しみにしている。

8月末〆切の発表は
9月30日!