お知らせ

月例マッグガーデンマンガ大賞・結果発表 2026年4月期

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月例マッグガーデンマンガ大賞

20264月期 結果発表

第62回募集、入選1作品・期待賞4作品・奨励賞1作品・努力賞2作品選出!

今回も多数のご応募ありがとうございました。その中から選出された、栄えある受賞作品は…?(4月25日締切分)

入選

賞金30万円+受賞作掲載
<読切掲載権獲得>

水城さんは山田くんに食べられたい?

水城さんは山田くんに食べられたい?

相原いつき

ストーリー

天然男子(言葉足らず)の山田くんと天然女子(妄想癖あり)の水城さん。彼の「水城さんを食べたい」という発言に彼女の過激な妄想が膨らんでいき――!?

選 評

気持ちの良いテンポできれいにまとまったラブコメで入選に相応しい出色の出来。特に女性キャラクターは表情も反応も可愛く描けており、読者の楽しむポイントをしっかり意識的に作ることができている。一方、男性キャラはやや安定感に欠けるので、キャラ絵のフックをもう一つ磨き上げられると良さそう。また、テンポの良さは読みやすさとして武器にもなるが、メリハリに欠けるリスクもある。オチが際立つ構成にできるとより読み応えが増すはず。次回作に大いに期待する。

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期待賞

賞金5万円+受賞作掲載

ハッピーラッキーブロッコリー

ハッピーラッキーブロッコリー

犬野 胸毛

ストーリー

光るブロッコリーを食べたことで、同じ日と時間をループする社畜・茎大地。繰り返される1日の中でチャラ男・花蕾緑と出会う。性格は違えど、ループにはそれぞれが抱える悩みが関係しているようで…。

選 評

キャラクターの感情の高ぶりと場面の盛り上がりが噛み合った画面演出に評価が集まった本作。例えば、P281コマ目やP41、P53などキャラクターの真意がにじみでる表情や行動の描写に光るものが見える。 ただ、印象的な場面が中盤以降に集まっているので、次作ではツカみとなる場面を意識的に物語の前半にも作って欲しい。後半までの離脱者を防ぐだけでなく、熱量高く描き込む場面を増えるので全体のクオリティアップにも繋がるはず。

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マーケターの異世界コンサル

マーケターの異世界コンサル

月詠らぎ

ストーリー

日本から異世界へ転移したマーケターのソーマ&デザイナーのエレナ。商品を「買わせる」プロが異世界で経営悪化著しい武器屋を立て直す!

選 評

異世界でコンサルタント業を行う分かりやすい企画性を、ハッタリを効かせた構成でテンポよい読み味に仕上げた本作。特に“平成あるある“を交えて読者の原体験を刺激し、コンサルタント業務の分かりづらさをカバーした点が高評価に繋がり期待賞受賞となった。画面作りにおいても一定の実力を感じるものの、コマごと、シーンごとの作画のムラが大きい印象を受けた。安定した画力での画面作りを心掛けつつ、今後も作品をつくっていくことを期待する。

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呪われた森

呪われた森

蜂鳥杏奈

ストーリー

動物の命を奪って生きることへの罪悪感に苦しむ少女・文子。自らの命を終わらせるべく「呪われた森」へと向かった彼女は、そこで噂の人食い鬼と出会うのだった――。

選 評

キャラクターの感情の機微を繊細に描く、高い演出力に評価が集まった本作。表情描写やセリフだけでなく、囚われたバッタや壊れた花冠など、モチーフを上手く利用して印象的なシーンをつくれている点も高評価だった。 しかしその一方、文子が動物を食べることを忌避している点についての深堀りが少ない点が惜しい。次回作ではキャラクターの背景を丁寧に描き、抱えている問題の根幹を明示した上で物語を展開していくことで、読者側の没入感をさらに高められるように意識しよう。

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相対性ファミレス理論

相対性ファミレス理論

宮本九十九

ストーリー

なんの変哲もないファミレスで働く3人の従業員。いつもと同じ閉店作業中、突然店から出られなくなってしまう。原因不明の現象に巻き込まれた3人は、閉鎖されたファミレスから脱出できるのか⁉

選 評

キャラクター同士の会話劇が中心ながら、小気味のいいやり取りにより最後まで飽きさせずに読み進められた点は高評価。カメラワークも様々なアングルから映されており工夫がなされていた一方、誰がどのフキダシをしゃべっているかが判別し辛くなっていた点は惜しい。その結果、作品のメインとなる会話劇に読者が入り込みづらくなっている。意欲的な画面作りの意識はそのままに、読者視点で読みやすい画面構成を意識できるとなおいいだろう。

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奨励賞

賞金3万円

心かき鳴らす音を

心かき鳴らす音を

宮馬 柊真

ストーリー

Toraという名の音楽クリエイターとして活躍する男子校高校生・大河は、積もり積もった心無い言葉に疲弊し、創作の熱を失い活動を休止することにした。アンチ達からの言葉を引きずる大河だったが、偶然にもクラスメイトの宇佐美がToraの熱烈なファンだと知る…。

選 評

今っぽい、と感じさせる題材。構成としてはまとまっているが、そのせいか大人しくなってしまっている印象を受ける。特に主人公はクリエイターで実績があるというステータスながら、人間性・個性を感じさせる造形になっておらず、もう少し説得力がほしいと感じた。絵柄はかわいらしく、整っている。更に情報量を増やすなど、描けるものを増やしていってほしい。

努力賞

賞金1万円

この恋と人魚はノンフィクションです。

この恋と人魚はノンフィクションです。

Q6666661

ストーリー

孤独を抱える人魚のルルと、孤独だった過去を持つ青年ユーマ。幼き日にもらった「何でもねがいをかなえる券」を使うルル。家族同然の二人だが、ルルがユーマに「ちゅー」をねだることをきっかけに二人の関係性が揺らいでいき……。

選 評

ヒロインのルルが可愛らしく、非常に魅力的に描かれており好印象。さらにキャラクターの心情をエモーショナルに描き切った点も高く評価したい。一方で、人魚という設定がお話と効果的に結びついておらず、十分に活かしきれていない点が惜しまれる。人魚のビジュアルを活かした画面作りを意識し、かつキャラクターの恋模様と密接に絡めることで、漫画としての完成度をさらに向上させてほしい。

HARU-013

HARU-013

威々汰功喜

ストーリー

他人の感情の機微が分からず、「ロボットみたい」と言われてきた少年・ユキヒロが出会ったのは、感情豊かで「人間みたい」なロボット・ハルで──?

選 評

表情描写にこだわりが見え、感情が乗ったカットには光るものがある。また、物語を通して主人公の変化をしっかりと描こうとする意識も感じた。 しかし、キャラクターに対する掘り下げが不足していることや、主人公の変化が受け身に映る部分もあり、読んでいて感情移入がしづらい印象。結果としてカタルシスが弱くなり、最後まで主人公に共感し切れなかった点は惜しい。 読者がキャラクターに対する理解を深められるような描写や展開を意識できると、より作品世界への没入感を高められるだろう。

最終選考作品

完成原稿部門

  • 『鵺のさなぎ』ようぢ
  • 『Wonder Land』丈彦
  • 『インスタントエモーショナル』葉月るな

連載ネーム部門

  • 『九十九転生』@@@

5月25日〆切の発表は
2026年7月14日!