2022年2月にマッグガーデンより発売する“第1巻”“単巻”コミックスを一挙に紹介!
著者への創作一問一答も掲載します!
殺し屋《アサシン》だからこそ休日《ヴァカンツァ》が必要だ。
2022年2月9日水発売
アサシンの休日
「暗殺」という仕事を完璧にこなし、イタリアマフィアにも恐れられる男が一人。そんな彼の、知られざる休日は…。血塗られた裏社会最凶の男による、癒し系おこだわりライフ──…。 《エピソード0:拾い子ピッコ》を含む大量描きおろし46ページ収録!!
B6判 682円(税込) ISBN:978-4-8000-1173-2
魚田南 @UuuOooTA
京都在住の漫画家。「カラスのいとし京都めし」(祥伝社刊)「ゲコガール」(講談社刊)などを執筆。現在はFEELwebにて「こむぎびよりのコッペパン」を連載中。
一問一答
作品ができたきっかけは何ですか?
以前はよくイタリア旅行をしていました。イタリアの風景を描きたい気持ちがきっかけですが、こんな殺伐とした話になるとは思ってもいませんでした。
制作秘話・裏話などお聞かせください!
気を抜くとアサシンさんに優しくしてしまうので鬼の心で描きました。あとは気を抜くとただのイケメンになってしまうので…その辺りの塩梅と。あとあと、動物を可愛く描かない!
先生は休日はどのように過ごされているのでしょうか。
昔は旅行のタイミングをお休みと思っていましたが今はなかなかそうもいかないので、最近は小説を読んだり漫画を読んだりゲームしたりして過ごしています。
動物を愛するダンテですが、先生が好きな動物を教えてください!
犬ですね、犬!イタリアへ旅行した時に当たり前にレストランやスーパー至る所で犬同伴の日常があり感動したのを覚えています。じっと飼い主さんの用事が終わるまで待っていて、みんな良い子なんですよ、かわいいですね。
読者の方へのメッセージをお願いします!
描き下ろしのエピソード0を読んでいただくことでアサシンさん本編とまた違った深みが出ることと思います。楽しんでいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!
「私たち、死んだら電気になるんでしょう?」ハートフルSFジュブナイル開演!
2022年2月14日月発売
21gのあかり
かつて、医師のダンカン・マクドゥーガルは一つの説を唱えた。「魂の重さは21g」だと。長年根拠のない空論とされてきたその説は、数十年の時を経て大きく飛躍した。死後、人体から未知の気体が放出されることが、科学技術の発展により発見されたのだ。少量ながら安定したエネルギーを有するそれは、発電に利用できることが判明し、人類の生活に革命をもたらすことになったのだが…。
B6判 814円(税込) ISBN:978-4-8000-1176-3
澄川小歌 @15kkoke
マグカンにて読み切り版『21gのあかり』を掲載後、本作を連載する。おやつが大好きとの噂。
一問一答
作品ができたきっかけは何ですか?
新聞で新エネルギーについての記事を読んでいた時にふ、と「人間からエネルギーを得ることができたらどうなるんだろう?」「そういえば魂が21gだという話を聞いたことがあるな…」と想像したことからお話のアイデアが生まれました。
制作秘話・裏話などお聞かせください!
出張編集部に伺ったときに、現在の担当さんと『21gのあかり』の原型になるアイデアを話したことが一番最初のきっかけでした。お話していて読切版の構成が固まってきたので、ネームが描けたら持ち込んでみよう~とのんびりしていたら次の日に連絡がきたのでとてもびっくりしました。一人で描いていると実際に投稿できていたか分からないので、あのとき連絡を頂けて良かったなあと今では思います。
読み切りを連載化するにあたって一番苦労された点はなんでしょうか?
今まで5話分も長さのある話を描いたことがなかったため、各話のテンポや盛り上がりの見せ方は担当さんと話していてとても勉強になりました。改めて自分の弱点としても把握できたので、今後強化していくぞ…!と気合を入れています。
本作では魂の重さについて語られていますが、先生は実際に魂が存在すると思われますか?
自分で扱った題材ながら、なかなか難しいですよね…笑。科学技術が進んだ時代では、不可思議な現象にだって説明を付けようとすればいくらでも付けることができるのかもしれません。ただ正しいかどうかは別として、生きている人は自分が生きていけるように、生きやすいように、何かを信じて救われるなら信じてもいいんじゃないかと思います。頼音の言葉を借りるなら「自分の世界は自分で決める」というやつですね!もちろん誰かに迷惑をかけない範囲で! 私自身は亡くなった方が魂として見守ってくれていたら、心強いとともにちゃんと生きないとな~と思います。
読者の方へのメッセージをお願いします!
澄川と申します。『21gのあかり』を読んでくださり、本当にありがとうございます! 初めて載せて頂いた読切が連載となり、こうして単行本として出すことができたことが非常にありがたく、読者の皆様や支えてくれた皆様には感謝してもしきれません。自分としても大変なこともたくさんありましたが、「すこし不思議要素」「ヒーロー」「ジュブナイル」など好きなものを詰め込んで描けて非常に思い入れのある作品となりました。単行本でもぜひ、1冊にぎゅっと詰まった「21gのあかり」の世界を楽しんで頂けたら嬉しいです! まだまだ読者様にも楽しく読んでいただけ、自分も楽しく描いていける作品をモリモリと作っていこうと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。