お知らせ

【今月の第1巻】Comics introMAGtion【2023年9月刊】

2023年9月にマッグガーデンより発売する“第1巻”コミックスを一挙に紹介!
著者への創作一問一答も掲載します!

もし何をしても罪に問われない世界になったら、何をしますか?

2023年9月7日発売

クライムゲーム ~法律の無い世界~ 1

原作:オクショウ/漫画:恵那

どこにでもいる高校生・天御ヱ焔は、気付くと荒廃した渋谷の街にいた。そのまま「アンノウン」と自称する謎の人物にこの世界ではどんな犯罪を犯してもいいと告げられ、罪の重さを競うデスゲームに強制参加させられることに…!『リアルアカウント』の原作者・オクショウと『死印』漫画担当・恵那がタッグを組み描く犯罪デスゲーム、ここに開幕!

B6 判 693円(税込) ISBN:978-4-8000-1368-2

オクショウ

漫画原作者。代表作に『リアルアカウント』(講談社刊)や『ノーレセプション』(秋田書店刊)等。2023年4月よりマグコミにて本作を連載中。

恵那

コミカライズ版『死印』(マッグガーデン刊)ほか、デスゲームや恋愛などのジャンルを中心に様々な作品を執筆。現在は漫画アプリ「peep」などで『カップルゲーム』(taskey刊)を配信中。また、2023年4月よりマグコミにて本作を連載中。

本作を執筆するにあたって意識している点はどこですか?

【オクショウ先生、以下オ】現実ではやってはいけないタブーな事を沢山描くことです、笑 
あとはダブルヒロイン? の二人を可愛く沢山活躍させる事でしょうか。フィクションの世界だからこそできる物語を目指しています。

【恵那先生、以下恵】「犯罪デスゲーム」というと、イカれた殺人犯とかが笑顔で暴れてそうですが、本作で脅威なのは、主人公たち含めて普通の人たちです。しかも身近な軽犯罪。 「自分だったらどうするか」 「日常を支配する法律(ルール)が逆転したら倫理観はどうなるのか」 …と、我が事として世界に浸ってもらえるよう、臨場感ある漫画を目指しています。 難しくてまだまだできてませんが…。 また、これまでシリアスで怖い作品が多く、絵柄もどちらかというと胃もたれ系なので、重い空気になりすぎないように気を付けています。

制作秘話・裏話などお聞かせください!

【オ】1話というか世界観ができるまでが一番大変で第1話のネームは12稿まで行きました…笑

【恵】小鳥遊ぴえのキャラデザインは、白黒なのでパンダだと思われがちなのですが、実はモルモットを参考にしました。 ツートンカラー、頭のお団子、背中からお尻にかける茄子みたいなシルエット、あれモルモットです。

作中で特にお気に入りのシーンを教えてください!

【オ】2話のぴえちゃんの登場シーンです。着てる服の背中が凄いので是非注目して見てみてください!

【恵】モブキャラがイキイキと暴れるシーン全般。 例えば最初の「懲役ゲーム」だと
・テレクラ看板で人を殴る会社員(通称:イキおじ)
・泣きながらトラックで突っ込むいじめっ子(通称:生涯輩くん)
・食い逃げだけでクリアした女(どれだけ食べたんだ…)
・何もできず、だれでもトイレで怯える屈強マン(立てこもるならそこですよね)
誰かきっと、共感できるキャラがいると思います。

オクショウ先生がデスゲームジャンルの作品に興味を持ったきっかけはなんですか?

【オ】実は個人的には怖い作品とかデスゲームを見るのは苦手で、ラブコメとか平和な漫画が大好きです。なのに何故かこのような作品を求められるし、描いてしまいます。酷いシーンばかり思いついてしまいます。…何でなんでしょう? 笑

描いていて一番楽しいキャラは誰ですか?

【恵】主人公の焔とぴえのギャップ。 真面目で気持ちを押し込むような焔が、心を解放していく度に癒しをもらえますし、表情も動きも活発なぴえは、単純なようでミステリアスさもあり、興味をそそられます。 2人の今後の関係性が楽しみです。

読者の方へのメッセージをお願いします!

【オ】全力で頑張って面白くしますのでよろしくお願いします!! この先もとんでもないゲームが沢山行われて行きますので是非単行本の続きも更新で追ってみてください!! 10日と25日に更新されていきます!

【恵】ひと足お先に、オクショウさんの原作を読ませてもらっていますが、この先のゲームもどんどん面白くなっていきます! 街を舞台に、現実では絶対にできない「悪いこと」をたくさん体験できます。 個性的なキャラも増えていくので、お楽しみに!

薄幸の花売り娘は、囚われの竜騎士さまに恋をした──。

2023年9月14日発売

ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う THE COMIC 1

原作:待鳥園子 漫画:安芸緒

薄幸の花売り娘は、囚われの竜騎士さまに恋をした──。戦地で怪我をした愛竜を助けるため、 交換条件として自らの命を差し出した敵国の英雄・リカルド。 囚われ、孤立無援ながらもその目に光を失わない彼の姿に一目惚れした、貧しい生花売りの娘・スイレンは…。 「小説家になろう」の女性向けサイト「ムーンライトノベルズ」発、英雄との身分差溺愛ファンタジーロマンス!

B6 判 693円(税込) ISBN:978-4-8000-1371-2

安芸緒

代表作に『ど庶民の私、実は転生者でした』(KADOKAWA刊)など。漫画家としての活動のほかに、書籍やTRPGのイラスト執筆活動も行っている。2023年5月よりマグコミにて本作を連載中。

本作をコミカライズするにあたって意識している点はどこですか?

メイン二人の互いに向ける表情が唯一のものであるように意識しているかな…と。 二人とも多弁なタイプではないので、スイレンの『恋い慕う気持ち』、リカルドの『特別な優しさ』をそれぞれ表情でも感じ取ってもらえたら嬉しいです。

制作秘話・裏話などお聞かせください!

1話のページ数は進めていく中でどんどん増えていき、最終的に最初に出したネームから3倍ほどのページ数になりました。丁寧に描かせていただき感謝しています。

作中で特にお気に入りのシーンを教えてください!

1話の飛び立つリカルドを花魔法で見送るシーンですね。好きになった相手の無事を祈って笑顔で見送ることができるスイレンはとても強い子だなと感じられるシーンだな、と。

作中では綺麗な花が登場しますが、先生の好きな花はなんですか?

勿忘草やカスミソウみたいな小さいお花が好きですね。

読者の方へのメッセージをお願いします!

これから新キャラが増え、描かせていただくのが楽しみなシーンがたくさんあります。お互いの立場や取り巻く環境など、一筋縄ではいかない二人の関係ですが今後とも見守っていただけますと幸いです。ぜひ待鳥先生の原作小説と併せてお楽しみいただければと思います。