【MAGCOMI映画部】No.6 「子育てもの(他人編)」

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こんにちは! エンタメ全般を愛する編集者Yです!

当ブログは、漫画、映画をメインにエンタメをこよなく愛する筆者が、
毎月テーマを一つ決め、テーマに沿った漫画、映画を紹介するブログとなっております!

映画部第6回のテーマですが、この前まで幼稚園に通っていた親戚の女の子と先日ビデオ通話で会話し、少し前まであんなに人見知りだったのに、今はハキハキとしゃべるようになって感動! と同時に一末の寂しさが…!! 人の子供を見ていても、こんな気持ちになるんですね。人の成長ってすごい!

という事で…

 

今月のテーマ
「子育てもの(他人編)」

 

読者の皆さまとエンタメとの架け橋に少しでもなれれば幸いです!

――では早速いってみましょう!
と、その前に( ^ω^)…

※「子育てもの(他人編)」とは※
芽生えた絆に感動させられる必殺ジャンル
ただでさえ人の暖かさを感じる事のできるジャンル「子育てもの」
そこに、他人の子供を育てるというハードな壁を打ち立てる事によって、
次第に芽生えていく絆がとてつもなく尊いものに感じる事ができる凄いジャンル。
(大体は育てる側の大人は堅物である事が多い。)

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~MAGCOMIの子育て漫画といえば~

『骨ドラゴンのマナ娘』!!

f:id:magcomi:20210909192330j:plain◎ドラゴンは死して尚、拾い子を育てる◎

 

『骨ドラゴンのマナ娘』あらすじ~

あらゆるものが棄てられる屑篭の森。そこへ落とされた幼き少女・イブは、死期を間近に控えた老ドラゴンに拾われ育てられる事に。ネムと名付けられた老ドラゴンの庇護の元、イブは健やかに成長するが、平穏な日々は束の間、悲しき別れの時が…。だが、イブは驚きの行動に出て…?老ドラゴンと少女、種を超えた親子の成り上がり育成ファンタジー!

            

~どんな作品?~

「拾われ超魔力少女」イブ 「教育パパ系老ドラゴン」ネム。ネムが寿命を全うした後、イブはネムの魂を召喚し、骨ドラゴンとして蘇らせます。そして二人は世界を廻る旅に出て、様々な体験や人々との出会いを経て成長していく、という内容の優しく心に響く子育てファンタジー作品です。
どのコマ一つとってもまるで絵本の一ページの様な細かい書き込みが目立つ本作。ファンタジー漫画らしい不思議で優しい雰囲気を保ちつつも、クオリティの高い絵も相まって第1話を読んだだけですでに名作ファンタジー漫画の匂いが…!?

あと主人公のイブがめっちゃ可愛いです
(これは完全に個人感想ですね。)

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~読んだ感想は?~

優しい空気感作り、テンポのいい会話進行、美麗な絵、すべてにおいてバランスが取れていて、尚且つ高水準なファンタジー漫画です。個人的にはその中でも「テンポのいい会話進行」が一番好きな点かもしれません。特にイブとネムの掛け合いが見ていて癒しで、本当の親子の様に強い絆で結ばれているんだなと感じられる自然さがありました。(ネムが良いドラゴンというのもありますが、イブは小さい頃に拾われたから、ドラゴンが親でも先入観はあまりなかったのかな?とか考えたり…。)もちろん二人だけでなく、他の登場人物のノリも良くてゆるい空気感が最高に癒しです

そして最後にはずせない魅力がイブの魔法無双!! イブはとてつもない魔力の持ち主であり、ギャグコマであっても溢れ出る魔力をふんだんに使います。もはやイブに敵なしなのでは…? そのおかげなのか、お話もテンポよく進むので見ていて飽きない作品となっておりました。

どすこい!!

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~殺し屋と少女が出会うアクション映画

『レオン』

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◎ジャン・レノ主演の名作アクション映画

 

~『レオン』とは?~

殺し屋稼業を営む孤独な男・レオンと彼と同じアパートに住んでいる12歳の女の子・マチルダ。ある日マチルダの家族が、麻薬組織から麻薬を盗んだ事を疑われて組織から殺されてしまう。唯一生き残ったマチルダは成り行きでレオンの家に転がり込む事に…。そこから二人の奇妙な生活が始まるのだった。

 

~どんな作品?~

ハードボイルド映画から、快活SFモノまで幅広い分野をカバーするリュック・ベッソン監督がメガホンを取った彼の代表作ともいえるアクション映画。ト〇タ自動車のCMであの国民的青色猫型ロボットを演じた事で有名なジャン・レノや、若き日のナタリー・ポートマンが出演しており、恋愛関係とも疑似親子ともとれる二人の純粋な関係性がなんともいえず、またその結末に全世界が涙した作品です。

 

~観た感想は~

パッケージの印象から完全に子育てもの(他人編)の王道をいく作品かと思いきや、殺し屋レオンとマチルダの関係性がとんでもなくロマンチックな本作。迫力ある銃撃戦や小粋なギャグも魅力的ですが、一番印象に残ったのはドラマ部分でした。

マチルダがレオンから復讐のため銃の技術を学ぶ様は、さながら本当の親子の様に見えるのですが、大人びたマチルダにレオンがタジタジになる姿はまるで年上の女性にからかわれる少年の様!  マチルダはレオンに「あなたに恋してるみたい」と発言しており、積極的にレオンにアプローチを掛けていきます…。こんなに子供が大人びて見える映画は中々ない様な気がします。(ナタリー・ポートマン凄い!)

最後までレオンがマチルダを恋愛対象として見ていたかは濁されたままですが、この2人の様な関係性もまた、人のひとつの愛の形なんでしょうね。愛って深すぎる…。子育てものではあるものの、「男と女」という部分にこれでもかとスポットライトを当てた意欲作です!

 

 

 

~二つの作品に共通する魅力とは?

「普段は見れない愛の形を教えてくれる所」です!


・『骨ドラゴンのマナ娘』
は、ドラゴンと人間の「家族愛」
・『レオン』は孤独な男と孤独になった少女の「愛」

本当の家族じゃない他人同士だからこそ、彼らが「家族」になった時に何が起こり、どんな愛の形を作っていくのかが、それぞれの作品を見ていて興味を惹かれた所でした。


そして両作品とも、彼らなりの絆が出来上がっていました。相手を大切に想う気持ちがあれば、血が繋がって無くても自分たちなりの親子になれるものなんですね。

 

オリジナリティ溢れる強い絆の形がそこにある
「子育てもの(他人編)」
いかがでしょうか。

 

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今後も、素晴らしい漫画、映画を皆さんにご紹介していければと思います! 
では、In case I don't see you, good afternoon, good evening, and good night!