【MAGCOMI映画部】No.7　「カワイイ系虫もの」

こんにちは！エンタメ全般を愛する編集者Yです！

当ブログは、漫画、映画をメインにエンタメをこよなく愛する筆者が、
毎月テーマを一つ決め、テーマに沿った漫画、映画を紹介するブログとなっております！

映画部第7回のテーマですが、遂にセミの鳴く季節が終わりました。虫に触るのが大の苦手な筆者、セミとの戦いに勝利した余韻に浸りながらこのブログを描いております。
しかし、虫を観察する事に関しては実は好きだったりするのです！（めんどくさい！）
そんな筆者が来たる秋に是非とも鑑賞して頂きたい作品をご紹介させて頂きます!!

という事で…

今月のテーマ
「カワイイ系虫もの」

読者の皆さまとエンタメとの架け橋に少しでもなれれば幸いです！

――では早速いってみましょう！
と、その前に（　＾ω＾）…

◆※「カワイイ系虫もの」とは※◆

虫が好きな人も、嫌いな人も、きっと虫を好きになるジャンル

世の中には虫をこよなく愛する人から、虫はちょっと…な人まで色んな方が居ると思います。
しかし、皆さん総じて「カワイイもの」は大好きなはず！
そんなカワイイ×虫を実現した素敵なジャンルです。

f:id:magcomi:20211001172657j:plain

～MAGCOMIのカワイイ系虫漫画といえば～

『肉食JKマンティス秋山〜むしむし料理研究部！〜』!!

f:id:magcomi:20211001173857p:plain

◎人間の様に進化した虫達、ご先祖（虫）を料理する!?◎

～『肉食JKマンティス秋山〜むしむし料理研究部！〜』あらすじ～

生徒思いだけど虫がと～っても苦手な高校教師・中村ちせは、『昆虫人(むしんちゅ)』の新入生に苦手意識を持ってしまい悩む日々…。そんなある日の放課後、カマキリの昆虫人・秋山からある相談を受ける…それはなんと、「昆虫料理研究部」創部の手伝いで!??　読切大反響につき、待望の連載化! 虫が苦手な先生×インセクトJKたちで送る前代未聞の『同族』料理部コメディ!!

～どんな作品？～

漫画界隈で見ない日は無い超大人気ジャンル「女子高生部活もの」。そんな超激戦区に殴り込みを掛けたのは人とも虫とも言えない種族「むしんちゅ」のJKたち!? 高校教師のちせ（人間）と共に彼女達が挑むのは、ご先祖様である「虫の調理」…、え？「虫の調理」？ 「むしんちゅ」の先祖が「虫」という事は…。（何故カマキリが主人公なのか分かる気がします。）

にしてもこの笑顔インパクトがすごい。

f:id:magcomi:20211012193137j:plain

～読んだ感想は？～

虫と女子高生という一見ピーキーな組み合わせですが、この子達めっちゃカワイイです！ この漫画に出て来る女の子達はみんないい子で天真爛漫。特に主人公の秋山が見せる、料理が出来た時の笑顔なんかには普通にやられてしまいますね。しかし…語りたい所が他にもある！それは「むしんちゅ」のデザインセンスが凄まじく良い所！ 決してリアルな虫により過ぎず、しかし一方で虫らしい特徴を被り物の様に頭に残して、何の虫のむしんちゅなのかが絶妙に分かるむしんちゅのデザイン。虫の面影を残してなお、普通にカワイイと思いました。著者は一番セミが苦手なので、是非セミのむしんちゅを見てみたい所存です。

（著者はサソリの健夜ちゃんが好き）

f:id:magcomi:20211013161040j:plain

～カワイイ虫大集合のアニメ映画～

『バグズ・ライフ』

◎NGシーンも笑える名作◎

～『バグズ・ライフ』とは？～

蟻の国・「アント・アイランド」に住む、発明家の蟻・フリック。彼はバッタのホッパー達への貢物をダメにしてしまい、次の雨季までにホッパー達から自分たちを守ってくれる用心棒を探す事になる。果たしてフリックは用心棒を見つけだし、蟻の国をバッタたちの手から救う事はできるのか!?

～どんな作品？～

『トイ・ストーリー』でお馴染みのピクサー・アニメーション・スタジオの長編フルCG「昆虫」アニメーション。ダメダメだけど純粋に蟻の国を愛する発明家の蟻、蝶になって空を飛ぶ事を夢見る太っちょの芋虫、女の子の様な外見に男前な精神をもつ男性テントウムシなど、超個性豊かなキャラクター達が繰り広げる冒険コメディ！本編の面白さはもちろんの事、恐らくCGアニメーション映画で初めてNGシーンを収録したという意味でも価値のある作品。

～観た感想は～

著者が小さい頃、虫が本格的に苦手だった時期に鑑賞した作品です！カワイイデフォルメの面白いキャラクター達のおかげで楽しく見る事ができて、虫を少し好きになれた作品でもありました…。そして特に強く印象に残っている点は、フリック達が作る発明品が「コミカル」だけど「納得感」がある所！木の枝や葉っぱで作った草刈り機、丸めた葉っぱに水玉を入れた望遠鏡などフリックは様々な発明品を作りますが、その中でもバッタ達を怖がらせる為に作る「鳥」が素晴らしい！鳥を作る為のアタリを取る作業から材料集めまで、楽しくも現実に即した方法で進められていきます。しかし完成品を見ると、正直「これ本物に見えないんじゃない？？」と頭に「？」が浮かぶのですが、ある仕掛けによって「いや、これは確かに本物の鳥に見える…」となるのです!!! やはり名作、視聴者が持つ違和感を見事に取り払ってくれる！今考えてもとんでもなく完成度の高い作品でした。さすがは今なお大人から子供まで多くの視聴者を魅了し続ける名監督・ジョン・ラセター監督ですね。