もしかしたら、ある日突然異世界に飛ばされたり、人外と結婚することになったり、ドラゴンのマイホーム探しを手伝うことになるかもしれません...。
そうなった時、もし相手が英語を喋っていたら――!?
皆さんこんにちは!マッグガーデンのスタッフMです。
この記事はマッグガーデンの人気漫画から、教科書には載ることがないようなシチュエーションを例題に、皆さんととっさの英語力を身につけていこうというプログラムです。
今回はこんな場面をご用意しました。
もしかしたら彼の行動がヒントになるかもしれません。
今月はこの作品から。Let’s enjoy MAGCOMI English!!

そんな彼が何の因果か異世界に転移、辿り着いたのは“迷宮が職場”のブラック企業だった。雀の涙の低賃金、長大な労働時間、悲惨な労働環境――生き残る為に死ぬほど働く、
★第1話のこのシーンをピックアップ!
出張先の迷宮で魔物に追われ危機一髪!この状況で、二ノ宮がワニベに提案してきたこととは…?
「お前 オトリになれ」
「It’s easy. You’ll be our decoy.」
decoy【おとり】
You’ll = You willなので、「You will be our decoy.」
willを使っていることで未来形の「~なるだろう」と訳しそうになる台詞ですが、これは有無も言わさない強い命令形のいい方で「~なれ」になります。
もし「囮になれ」と言われる側だった場合、
突然相手にこのような提案をされたらワニベのように否定してみましょう。
「え?嫌だよ…?」
「嫌だ!いきなり何を言い出すんだよ…!」
「What? Like hell I will…!」
「No way! What the hell are you even saying…?!」
英語版を見るとワニベの“嫌だ!”の言い方が2コマ目と3コマ目で違ってますね。
この絶対に引き受けたくない状況。“No way!”は何かを提案されて否定するときに使用する“ありえない、嘘でしょ”という意味のスラング表現になります。
”hell”もまた、強調したいシーンで使用することが多く、“like hell”は“必死で、死にもの狂いで”という意味になります。
ワニベが2度も使用してるのを見るに、余程嫌な状況なのが伺えます。
ちなみに釣りなどで用いる“lure(ルアー)”も同じく囮や、おびき出す、誘惑する、や魅力といった意味合いもあります。
どちらの意味合いも一緒ですが、decoyは狩猟や罠に掛けるといった意味で使うことが多いので、こういったシーンではdecoyを使ってみると目的が分かりやすいですね。
囮になれ!と言う日はなるべく来ないでほしいですが、いざという時に使う日が来るかも…?
その時は二ノ宮とワニベのやり取りを思い出してみてくださいね。
今月はここまで!
I look forward to seeing you next month.
Have a premium MANGA moments at MAGCOMI!
© Youhei Yasumura 2017
English edition by Seven Seas Entertainment (www.gomanga.com).
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