もしかしたら、ある日突然異世界に飛ばされたり、人外と結婚することになったり、ドラゴンのマイホーム探しを手伝うことになるかもしれません...。
そうなった時、もし相手が英語を喋っていたら――!?
皆さんこんにちは!マッグガーデンのスタッフMです。
この記事はマッグガーデンの人気漫画から、教科書には載ることがないようなシチュエーションを例題に、皆さんととっさの英語力を身につけていこうというプログラムです。
今回はこんな場面をご用意しました。
もしかしたら彼女の行動がヒントになるかもしれません。
今月はこの作品から。Let’s enjoy MAGCOMI English!!
行方不明の母親を探す鍵「黄泉の書」を求めて、八千穂は屋敷に棲む常世と現世の渡し場を管理する精霊・モロの手伝いをする事になるのだが…!? 「ゆる怖」和風ファンタジー!
★第1話のこのシーンをピックアップ!
行方不明の母親への手がかり『黄泉の書』。それを見つけるためには"お化け屋敷"に住まなくてはいけなくて――。
「頑張って耐えなくちゃ」
「『黄泉の書』を見つけるまでは…」
「I just have to put up with it.」
「At least until I find the book of the dead.」
put up with〜【~を我慢する/~に耐える】
嫌なことにじっと耐えたり、我慢しなきゃいけないような時、
“put up with〜”を使って、「I just have to put up with it.」と言ってみましょう。
“put up with〜”は“〜を我慢する”、“〜に耐える”という意味。
内心怒ってるけど我慢する…なんてシーンで使えます。
”put up with~”の使い方は他にも!
「I can’t put up with this summer heat!」
この夏の暑さ、耐えらんない!と言ったり、
もしゲームばかりしてる友人がいたら
「You should put up with playing games.」
君はゲームを我慢すべきだよ、と言って嗜めてみるのもありかも…?
ところで、put ・ up・with という簡単な単語でどうして「我慢する」になったのでしょうか?
もともとは”put up=物を上げる”という意味で使われて、それが転じ「物を懐のポケットにしまう」という言葉になっていきました。
この動作が「嫌なことも表に出さず心の内にしまっていく」というニュアンスで使われるようになり、「我慢する」という言葉の原型になっていったようです。
そしてwithは“〜と一緒”の他に“〜に同意する”という意味合いもあります。
これを組み合わせて、自分の考えとは違うけど感情を抑え自分の心の中にしまっておく…それが「〜に我慢する」と日本語で表現されるようになったそうです。
また、我慢する、耐えるの他の表現として、(トイレが)我慢できない…!という時があると思います。
そんな時は「I can’t hold it!」と言ってみよう。
なぜ“put up with 〜”じゃないのかというと、これが自分じゃない"外から生じる物事に対して我慢する"という意味で、生理現象を我慢するという意味では使えないからです。
自分の内側のものが外に出ようとする時、それを一箇所に留めるという意味で”hold”を使っているんですね……。ここぞという時に使ってみましょう!
今月はここまで!
I look forward to seeing you next month.
Have a premium MANGA moments at MAGCOMI!
© Ushio Shirotori 2018
English edition by Seven Seas Entertainment (www.gomanga.com).
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