
未知の存在を識るとき、生まれるのは恐怖か、畏怖か――。
虫好きの高校生・坂根侑は夏のある夜、友人と訪れた神社でこの世ならざる異形に襲われる。危機に陥った侑を救ったのは、怪異や呪いといった未知の存在を"幽"と呼称し、それにより発生する事象へ対処する組織、「ウィズ・ユー」だった――。真夏を舞台に紡がれる珠玉のオカルティック・ホラー、開幕。
担当編集者からのヒトコト
『世界の果てにも風は吹く』のハズミツカサ先生が新たに紡ぐのは、幽霊や霊障、呪いなどの未知の存在"幽"を中核に繰り広げられるオカルティック・ホラー。未知の存在を見る恐怖、そしてそれを理解しようとしたときに生まれるまた別の怖さをお楽しみください――。