CONTENTS
『琥珀の夢で酔いましょう』に
登場するクラフトビールを製造している
醸造所3社にお話を伺いました!
#01 ベアレン醸造所

WHAT KIND OF BREWERY IS IT?
岩手県盛岡市にある、
100年以上前の仕込釜で造る
ヨーロッパスタイルの
クラシックなビールブルワリー

『琥珀の夢で酔いましょう』 第10話 「ノンアルコールと踊る熊」 に登場しました!


今なら第10話がすぐ読める!
INTERVIEW
インタビュー
答えてくれた人
株式会社ベアレン醸造所
嶌田洋一さん

Q
今年でちょうど20周年を迎えられたベアレン醸造所さんですが、岩手県内でのレストラン運営など、岩手県への並々ならぬ愛情を感じます。ビール造りを志された経緯や貴社の地元岩手への思いなどをお聞かせいただけますとうれしいです!
A
社長の木村(剛氏)から「ビール会社を一緒にやらないか」と声が掛かった事が私のビール業界参入のきっかけです。起業当時の2001年は地ビールブームが下火になり、木村にはこのままだと多様なビールを楽しむ余地が無くなってしまう危機感があったようです。また、岩手県や盛岡への愛着はもちろんの事、ビールは出来立てが美味しいお酒で、地域文化に密着しやすいお酒だなと感じています。木村とブルワリー巡りのため海外諸国に行くと、それぞれの地域に根差したビールがあり地元の人も良く飲んでいました。そういうビールに憧れを持っていて、最初から地域密着でやっていきたいという思いがありましたね。
Q
貴社のビール造りの楽しさ・こだわりについてお聞かせください。
A
私たちは「たくさん飲める」事がビールの魅力だと思っています。最初の一杯で強烈な印象を与え記憶に残るようなものではなく、自然とすいすいと飲めるビールを目指しています。
クラフトビールというと、苦みや後味など普通のビールとは違う味を連想する方が多いと思うんですが、日本人の舌に合うのは昔から作られてきた馴染みのあるラガービールだと考えています。ですので、ラガービールという根底は変えずに、その中でも違う味わいや余韻を目指しました。今後もクラフトビールだからと構えたりしないで、幅広い人が飲める味わいを大切にしていきたいと思っています。
Q
醸造所(工場)のこだわりなどありましたら、教えてください。
A
1番の特徴はドイツから持ってきた100年以上昔の設備を駆使して作っている事です。特に北山工場では古い設備でビールを作っているので、手作りのビール作りの醍醐味が味わえます。最近出来た第二工場では新しい設備で作り、町中には200ℓのラボ(マイクロブルワリー)もあります。同じレシピでビールを作っても、古い設備で作ると味わいが違うんですよ!

Q
貴社のビールのオススメポイントはどういったところでしょうか?
A
「クラシック」が一番売れている商品ですね。海外で1~2週間飲み歩いた後、日本に帰って「クラシック」を飲むと落ち着きます(笑)。最近は軽めの「トラッドゴールドピルスナー」、ホップの香りを効かせたラガービールも造っていますが、「クラシック」が地元の人にも一番馴染んでいる味です。また、今年の「コローニア」のラベルは、地元の幼稚園生の描いた絵を載せています。一つ一つのクマの絵を幼稚園生が描いていて、地元の専門学校の学生さんがデザインしてくれました。

Q
貴社のビールのおすすめのペアリングはございますか? また、自社問わずクラフトビールの種別に合わせたおすすめのペアリングなどありましたらお教えしてほしいです!
A
ビールは色んな食事に合わせやすい事が一番の特徴だと思っています。
なので、明確に一つに絞るのではなく、色んな料理と合わせながら楽しみを広げていってもらえればと考えています。ペアリングというと、例えば「味わいのペアリング」だと思うのですが、ドイツスタイルのビールなら「ドイツ料理と合わせる」とか、「文化・背景込みでのペアリング」というアプローチも面白いんじゃないかなと思います。ベアレンも将来的に、じゃじゃ麺など盛岡の食べ物とよく合うよねと言ってもらえると嬉しいです(笑)。
Q
『琥珀の夢で酔いましょう』の感想を教えてください!
A
漫画の中の事なのに、本当にそこに人がいて飲んでくれているように感じました。最初は自社のビールがどんな風に登場するのか結構ドキドキしながら読んだのですが、おいしそうに飲んだり食べたりする描写がすごく良く、読んでいく内に飲んだり食べてみたいと思わせてくれるようなストーリーだなと思います。
Q
新商品を開発する過程はどのようなものなのでしょうか。
A
昔からのファン、地元の人たちは「このビールが出てくる季節になったのか」と、うちのビールで季節を感じてもらえるような事があるので、季節感を大切にして新商品を考案しています。
主要な新製品に関してはきちんとターゲットまで落とし込んで、マーケティング戦略を組み立てていく事を大事にしていますが、商品開発部というものがあるわけではありません。社員が自由に発案していいし、それぞれの担当する仕事と兼任して、商品開発をチームで行う事もやっています。

Q
SNS、ブログやラジオ番組など多岐にわたり情報発信をされていらっしゃいますが、情報発信される際に心掛けている事、気を付けられている事はありますか?
A
基本的には、正直に律儀に情報発信するという事は心掛けています。インパクト重視で伝えようとせず、お客様が抱く期待値のコントロールをちゃんと上手く取るよう注意しています。最初だけ盛り上がっちゃって、実際飲んでみると「なんだこんなもんか」と思われてしまうのも残念ですから。
Q
コロナ禍とそれ以前を比較して、いかがでしょうか。
A
ビールはコミュニケーションの潤滑油になって、色んな人と楽しめるようになるのが魅力的なお酒だと思うのですが、そういった場が作れない事はもどかしく感じています。会社としても、やはりイベント部門、飲食部門は非常に苦戦した一年で、みんなで盛り上がったり楽しむ場があるというのは、自分達にとっても非常に大きな活力になってたんだと感じました。これがもし何年も続くようであれば、ビールそのものの楽しさを忘れていってしまうような、寂しさや危機感はあります。そういう意味でも早く普段の日常が戻ってきて欲しいなって思いますね。
Q
30周年に向けて、貴社が「次の10年」で目指される、これからのクラフトビール業界全体を含めた展望、また目標を教えてください!
A
日本のクラフトビール業は、一番進んでいるアメリカに比べるとまだまだ市場シェアが小さいです。だからこそ、これから日本人がどうやってクラフトビールを楽しんでいくのかは、無限の可能性を秘めていると思いますし、日本人がもっとクラフトビールに関心を持ってもらう取り組みにチャレンジしていくべきだと考えています。
ベアレンは今、県外や海外の取り組みも強化しています。それは地域密着を捨てたわけではなく、岩手、盛岡に人を呼び込むための取り組みだと思っています。やっぱりビールは現地で飲んでみたくなるお酒だと思うんですよね。物流が発達していても、盛岡で育まれたベアレンのビール文化に憧れて、今までもわざわざ全国から盛岡にベアレンのビールを飲みに来てくれます。そういう人の流れまでも作れるようなビールを、ここ岩手で大切に作る事をこれからも取り組んでいきたいと思っています。
#02 エチゴビール

WHAT KIND OF BREWERY IS IT?
ビールを片手に微笑む
雄ヤギのイラストがトレードマーク
新潟にある日本初の
国内製造クラフトビール醸造所

『琥珀の夢で酔いましょう』 第17話〈後半〉 「Brand New Wave Upper Alcohol」 に登場しました!


INTERVIEW
インタビュー
答えてくれた人
エチゴビール株式会社
別所弘章さん

Q
日本で初めての国内製造クラフトビール会社を作ろうとした経緯をお聞かせください。また、約四半世紀業界をリードしてきた中で、印象深い出来事などありましたらお聞かせいただきたいです。
A
1970年代後半から80年代にかけて、エチゴビールの創業者(上原誠一郎氏)は日本を離れ欧州で演劇家をしていました。そんな中、絵本作家のドイツ人女性と出逢った事をきっかけに、初めてドイツの豊かなビール文化を体験したのです。上原氏の実家が新潟の日本酒の蔵元だったという事もあり、帰国後1994年の酒税法改正を機に、ドイツのようなビール文化を故郷新潟から日本に広めたいと考えたのが、エチゴビールの起点です。
当時は「地ビール」と呼ばれ、一時はブームを巻き起こしました。その後ブームが下火になるものの、新しい造り手たちの力により「クラフトビール」という言葉が生まれ、小規模醸造ビールが脚光を浴びました。そして、大手ビールメーカーも「クラフトビール」に注目せざるを得ないほどになった、大きな流れの変化が、一番印象深い出来事です。
Q
貴社のビール造りの楽しさ・こだわりについてお聞かせください。
A
より多くの方々にクラフトビールを召し上がっていただき、クラフトビールのファンを増やす事が使命だと思っています。それぞれのビールがしっかりとした個性を持ちながらも、香味のバランスの良さ、飲みやすさを併せ持って、初めてクラフトビールを召し上がる方でも、素直に美味しいと思っていただける事を目指してビールを造っています。常温で取り扱いができて流通しやすい、ろ過ビールの缶を中心に展開しているのはそのような理由からです。
Q
醸造所(工場)のこだわりなどありましたら、教えてください。
A
クラフトビールの醸造所としては、日本で最大級の醸造設備を持っています。日によって作業内容と量が異なりますが、平均すれば一日あたり8~10kℓ程度のビール(缶ビール24本入で約1000ケース)を造っている事になります。設備は標準的なものですが、大手ビールメーカーを除けば、日本で最大級の製造能力になりますので、この設備をしっかり活用して、皆様に美味しいビールをお届けするべく心を込めて造っています!

Q
貴社のビールのオススメポイントはどういったところでしょうか?
A
バランスの取れた飲みやすさが特徴です。また、ラベルがカラフルで良いとの好評を頂いており、食卓に並べていただきますと彩が鮮やかで食事の時間が華やかに感じられます。今一番人気は「のんびりふんわり白ビール」です。缶デザインの、のんびりした白熊のイメージと、ふんわり優しいヴァイツェンの味わいがマッチしていると好評いただいています。

Q
貴社のビールのおすすめのペアリングはございますか? 作中では「のんびりふんわり白ビール」をチーズサンド・ポテサラサンドと合わせていましたが、この組み合わせはいかがでしょうか?
A
まずは気軽になんでも合わせてみてください! 気分で飲みたいビールを買ってきて、気分で食べたい食事と合わせてみる。ヴァイツェンなどの白ビールなら、レモンなどの柑橘類、褐色系のビールならソースなど、スタウトなら醤油などを手元に置いておいて、その日用意した料理に、ちょい足しして相性をより良くしてみる。そんな試行錯誤自体を楽しむ、それこそがクラフトビール的な楽しみ方なのではないかと思っています。
「のんびりふんわり白ビール」は、白身魚のフライやサラダチキンなども合わせやすいかと思いますし、作中で触れていたチーズサンドやポテサラサンドとの相性もとても良いと思います!
Q
『琥珀の夢で酔いましょう』の感想を教えてください!
A
ビール、料理、それらのペアリングが単純に紹介されるだけでなく、それを介して人間関係が形成されるところに面白さを感じています。そういう意味では、「白熊」がきっかけで会話が盛り上がって楽しい時間を過ごしているシーンに弊社のビールをご使用いただけているところがとても嬉しかったです。また、鴨肉ステーキわさび醤油添え、カマンベールの天ぷらと、「インドの青鬼」を合わせたエピソードは、弊社の「FLYING IPA」のペアリングの参考にもさせていただいております!
Q
新商品を開発する過程はどのようなものなのでしょうか。
A
何か開発テーマが決まった場合は、そのテーマに沿って他社のビールを買い集めてきて、飲み比べをしながら、自分たちが造りたい味のイメージについて議論する事はよくあります。コンセプト開発にあたって大切にしている事は、出来る限りお客様の立場に寄り添った商品にしたいという事です。造り手本位の、原材料、製法、レシピなどの一方的なアピールではなく、どんな状況で、どんな気分で飲んでいただきたいか、という事に想像を巡らせ企画しています。
Q
昨年春にパッケージをリニューアルされたそうですが、そのデザインにかける思いなどを伺わせてください。
A
デザインを一新した理由の一つは、ブランドシンボルであるヤギマークやロゴなどが一貫性を欠いた状態になっており、あらためてエチゴビールブランドの統一感を作るためです。加えて、創業者の妻であり絵本画家であったドイツ人女性によって描かれたヤギマークをこれまで以上にブランドの象徴としてアピールしたいと思ったからです。
ただ、ヤギマークを統一して洗練された雰囲気を出すだけでは、個性的なデザインのクラフトビールが並ぶ売場の中では決め手に欠けると考え、ブランドメッセージである「Let's be romantic, act on stage!(ロマンを語ろう、舞台に立とう!)」を伝えると共に、ビールの味わいや、召し上がっていただく時の気分を表すようなイラストを入れることにしました。お客様に売場で「ひと目惚れ」してもらいたい、そう考えたのです。

Q
コロナ禍とそれ以前を比較して、いかがでしょうか。
A
飲食店などの需要は大きく減って厳しい状況ですが、一方で家飲み需要などもあり、必ずしも悪い事ばかりではないと考えています。コロナ禍が長引き、皆様のストレスもますます高まっているのではないかと思いますが、「Let's be romantic, act on stage!(ロマンを語ろう、舞台に立とう!)」をブランドメッセージにしている弊社のビールが皆様の気持ちを前向きにしたり、のんびりした白熊や朗らかな象が、心を和らげるお手伝いをできれば良いなと思っています。
Q
これからのクラフトビール業界全体を含めた貴社の展望、また目標を教えてください!
A
クラフトビール業界というよりビール業界全体として、より多様な味わい、多様な価値観を持った会社やビールが増えて、さらにエネルギッシュで楽しくなっていくでしょう。そんな中でエチゴビールは「創造力豊かな」「きらりと光る」「いつも飲み手のそばに寄り添っている」ブランドであり続けたいと思います。
#03 京都醸造

WHAT KIND OF BREWERY IS IT?
酵母はベルギー産、
ホップは主にアメリカ産を使用
今までになかった味わいのビールを
お届けする京都の醸造所

『琥珀の夢で酔いましょう』 第1話 「Fly Me to the Amber Dream」 に登場しました!


第1話がすぐ読める!
INTERVIEW
インタビュー
答えてくれた人
京都醸造株式会社
クリス・ヘインジさん

Q
貴社のホームページにて、「自分たちが飲みたいビールを作れば良い」というクラフトビールに懸ける思いを語られていましたが、多くの人は欲しい何かがある時、「探す」のみに終始してしまうように思います。そこから一歩前に進み「作る」事を選び、はるばる日本・京都にて醸造所を立ち上げたその情熱の源はなんでしょうか?
A
欲しいものがあれば探すのは確かに一般的で、私たちも理想的だと思うビールやブルワリーを探したんですが、見つけられなかったので(笑)。ですので、自分たちの飲みたい美味しいビールを自分たちで作るしかないという結論になりました。日本で開業したいという気持ちは元々私を含む創業メンバー全員(編注:クリス氏含む創業メンバー3名全員が海外出身)が考えており、ずっと日本にいて働きたい、日本社会に貢献したいという思いを抱いていました。
京都を選んだのは、伝統文化・工芸など、質に拘るものづくりを行う街だと考えていたので、当時まだ知名度が無かったクラフトビールでも、魂を込めて作れば地域の方々に理解してもらえると考えたからです。
Q
貴社のビール造りの楽しさ・こだわりについてお聞かせください。
A
京都醸造はベルギースタイルのビールを作っています。開業当時はジャーマンスタイルかアメリカンスタイルが主流だったので、ビールの持つ様々な可能性を示して「こういうのもビールだぞ」と示したいと思いましたし、チャンスだと捉えました。造り手として困難を乗り越えたり、思い通りの味に仕上げられると喜びを感じますし、それがビールを飲む人にも伝わってほしいなと思っています。
Q
醸造所(工場)のこだわりなどありましたら、教えてください。
A
弊社の醸造所は、建物の天井が高く、製造に必要な大きいタンクが入るのが特徴です。また、タップルーム(工場内バー)にて実際に作ったビールを販売しているのですが、住宅地の中にあるので周囲の住人の方々の利用がしやすく、立地としても良い場所だと今では考えています。


Q
貴社のビールのオススメポイントはどういったところでしょうか?
A
他と違うところは「ベルギー酵母」を使っている事だと考えています。この酵母は、醸造するとフルーティーな味わいが楽しめるんです。とはいえ甘すぎず、とても飲みやすい、何度でもおかわりできるのがウリだと考えています! また、ベルギー酵母は少し製法を変えるだけで全く違う味わいになるため、ブリュワーの腕次第で無限の可能性を秘めているところに魅力を感じました。
Q
貴社のビールのおすすめのペアリングはございますか? 作中では、「一意専心」のペアリングとして田楽みそと聖護院大根が出されましたが、この組み合わせについてはいかがでしょうか?
A
作中のペアリングはとてもいいと思います! 重たい味わいの田楽みそを綺麗に仕上げるのに辛口のビールが一役買ってくれるのではないでしょうか。
また、弊社のビールは、全体的に酵母が辛口でフルーティーな味わいになりますのでドライフルーツと飲む事をオススメします。特にベルギー酵母を使ったスタウト「黒潮の如く」は甘みが強いのでスイーツ、ケーキやチョコなどとも合うと思います!
Q
『琥珀の夢で酔いましょう』の感想を教えてください!
A
若いキャラクターの群像劇が時代のニーズに合っていると思います。それに私自身、漫画のキャラクターとして登場するとは思っていませんでした! (笑) 一番すごいと思ったのは「後ろめたい秘密」が取り上げられてから1年位、弊社に「飲みたい」「注文したい」という電話が継続的に掛かってきた事ですね。「漫画で読んだビールは置いていますか?」と尋ねられるとすごく嬉しいですし、漫画を通して興味を持ってくれる人が増えるのは本当に有難いです。タップルームでも読めるように置いてあります!
Q
新商品を開発する過程はどのようなものなのでしょうか。
A
飲みたいものを作る事が元からのコンセプトだったし今もそれは変わりません。今は若手のブルワーが次々と新しい製法や方針にチャレンジしてくれていて、そういう所からアイデアを貰っています。また、今までは作っていなかったラガービールも作り始め、その難しさや酵母の繊細な味わいに魅力を感じています。こんなホップを組み合わせてみようとか、新しいアイデアを連想していきトライ&エラーを繰り返しています。
Q
個性的な商品名やオシャレで特徴的なパッケージが目を引きますが、これらの狙いを伺わせてください。
A
「一期一会」「一意専心」「黒潮の如く」などのネーミングのインパクトに負けないようにイメージしています。洗練されたオシャレなものにしたいとも考えていて、WEBページやグッズなどもトータルでデザインしています。SNSなどでユーザーからジャケ買いしたけど美味しかった!」という感想をもらうととても嬉しいですね。

Q
コロナ禍とそれ以前を比較して、いかがでしょうか。
A
前までは97%近くが樽生でしたが今は60~70%が缶の売上で、缶ビールに救われています。樽生ビールの売れ行きはやっぱり落ち込んでいて、常設店のオーナーや店員の方から飲んだお客さんの様子が聞けないのも寂しいです。タップルームは持ち帰りのみで営業していますが、濃いファンは今も通ってくれているし、お客様一人当たりの単価は上がっており、必ずしも悪い事ばかりではありません。むしろクラフトビールの根強い人気を痛感しています。
Q
これからのクラフトビール業界全体を含めた貴社の展望、また目標を教えてください!
A
京都と銘打っていたけれど、京都という都市に対して恩返しがまだまだ充分に出来ていないと思うようになってきて、これからはもっと京都に寄り添った運営をしていきたいと思っています。コロナ禍でどこまで出来るかは分かりませんが、京都に焦点を当てた新商品を開発したり、原点に戻って、さらに地域に密着したブルワリーを実現したいと思っています。
COMICS
オトナの青春にクラフトビールを