【今月の第1巻】Comics introMAGtion【2021年3月刊】

2021年3月にマッグガーデンより発売する“第1巻”“単巻”コミックスを一挙に紹介!
著者への創作一問一答も掲載します!

未知と驚異の探索者、異世界辺境をゆく!

2021年3月13日発売

世界の果てにも風は吹く ①

ハズミツカサ

"走竜を駆り、広大な異世界辺境の地をゆく二人の探索者ラルとジレ。国々を束ねる「聖府」から、各地の伝承をまとめる「聖誌」編纂の命を受け、調査の旅を 続ける彼らをどんな驚異の数々が待ち受けているのか…? 新鋭・ハズミツカサが 圧倒的存在感で描く、正統派ハイ・ファンタジーコミック待望の第1巻現る!

B6判 690円(税抜) ISBN:978-4-8000-1061-2

ハズミツカサ

鉱石に興味津々な漫画家。最近鉱石の標本見本を購入されたとか。

作品ができたきっかけは何ですか?

読切(精錬都市アユシェアイア)は、「伝説」と「現実」の差みたいな所から話の大筋ができて、そこに古生物を入れたら面白そう、という思いつきから生まれました。本来のアユシェアイアは数センチ程度の生き物なのですが、とてつもなく大きくしたら迫力があってかっこいいのでは!という個人的なロマンが詰まっています。

制作秘話・裏話などお聞かせください!

『世界の果てにも風は吹く』は、読切のみの話だと思っていたので、連載が決まったときには慌てました。というのも話のストックが全くなく…わーって一気にネタを書き出して担当さんに送り付けたのを憶えています。作画関係では「『のど』の部分は空けると読みやすい」という漫画の基本を4話あたりで担当さんに言われて初めて知りました。4話以降は少し意識してるので注目してみてください。

一番描きやすいキャラクターを教えてください!

レギュラーキャラが2人しか登場していないので、ラルとジレのどちらかと言われたら、圧倒的にジレです。ラルはまだ正直描き慣れていない部分もあって、毎回悩みながら描いています。おっさんキャラは全般的に描きやすく、描いていてとても楽しいです!

人生で1度は行ってみたい場所はどこですか?

たくさんあります。国内ならば与那国島。ヨナグニサンを見たいという子供のころからの夢がありまして、いつか叶えに行きたいです。もう一つの夢がオーロラですね。入江亜季先生の『北北西に曇と往け』が大好きなので、オーロラを見にアイスランドに行きたいです。

読者の方へのメッセージをお願いします!

『世界の果てにも風は吹く』読んでくださりありがとうございます。どうすれば漫画として読みやすくなるのか、悪戦苦闘の日々を繰り広げていますが、自分なりの「面白い」「面白そう」を詰め込んでいるので、楽しんでいただけたら嬉しいです!