『琥珀の夢で酔いましょう』第6巻発売記念特集

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インタビュー見出し

七菜たちが訊く、
クラフトビールを楽しむ
6つの質問!

「クラフトビールをもっとたくさんの人に
楽しんでほしい!」
そんな思いを抱えた七菜・隆一・鉄雄の3人が、
最新第6巻に登場するクラフトビール業界の方々に
インタビュー!
クラフトビール初心者が気になることを中心に、
さらには
イベントの楽しみ方、
京都×ビールの魅力を伺いました!

話し手見出し

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  • 橋田潤子さん

    クラフトビアダイニング「京のSAKESORA」、町家一棟貸切の宿「京のおおぞら」のオーナー。

    京のSAKESORA
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  • 山岡揚子さん

    山岡酒店・店員、「地ビール祭京都」の実行委員メンバー。

    山岡酒店
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    鉄雄

  • 写真家の芦刈鉄雄です。最近海外から地元・京都に戻ってきました。今は雑誌で関西中心に全国のクラフトビールシーンについて、写真と記事を連載してます。

    藤原ヒロユキさんは、ビアジャーナリスト協会の代表を務める、ビールの楽しさを広げる執筆活動の第一人者でいらっしゃいます。

    「白熊」というビアバルでたまにビールの勉強会をしてるんですが、クラフトビールの知識を得るたび、楽しさとか味わいももっと広がってくなァと毎回実感します。

    ビールをもっとおいしく飲むために「これだけは知っとくとええよ!」という知識はありますか?

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    藤原さん

  • 五感で楽しめること。開栓時や注ぐ時や泡が弾ける音を聴覚で、ビールの色や透明感や泡立ちを視覚で、香りを嗅覚で、口に含んで味覚で、泡の口当たりや喉越しを触覚で楽しめます。

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    鉄雄

  • やっぱ感覚フルに使って飲むんがコツなんすね。いろんな感覚を研ぎ澄ますと、そこに多彩な違いを感じれるのが、クラフトビールの豊かさであり楽しさでもありますよね。

2話
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鉄雄たちが勉強会をした回はこちら!

第2話を読む
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    七菜

  • 京都の広告代理店に勤めています、剣崎七菜です!山梨出身です!

    今、「千鳥足スタンプラリー」という京都のクラフトビールイベントを主催しています。

    このイベントでは「ペイフォワードビール」という、他の人のオススメを気軽に飲める企画を実施しました。この企画は「いろんなビールを試してみたいけど何を飲めばいいかわからない」というクラフトビール初心者の声を元にしました。

    実はあたし自身も、クラフトビールを飲んでみるまでは、ビールに及び腰でした。でも、いろいろ飲んでいくうちに世界が変わったんです。ぜひ、そんな体験をいろんな人にしてほしくて。

    まだ「好きなビールに出会えてない」、もしくは「冒険してみたいけどいつも同じビールばかり飲みがち」なクラフトビール初心者に向けて、ビールの選び方や好みのビアスタイルを見つけるコツを教えてください!

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    藤原さん

  • 自分が最も好きな味覚は?を考えてみる。
    甘いものが好きならばモルトが支配的なビール、苦いのが好きならばホップの効いたビール、酸っぱいものが好きならばサワー系のビールを選ぶと良いでしょう。

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    七菜

  • そっか!そのときハマってるのがスイーツだったら~とか、辛いものだったら~とかも、考えるポイントになりますね! 誰かに推すときのポイントにもなるし!

21話
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クラフトビール初心者が
「白熊」に来訪した回はこちら!

第21話を読む
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    隆一

  • こんにちは。野波隆一です。えーと、土佐出身ながやけんど、今は京都で「白熊」ちゅうクラフトビールとおばんざいの居酒屋をやっちょります。

    京都の醸造所のクラフトビールを揃えて、創作和食を提供しゆう「京のSAKESORA」さん。

    橋田潤子さんは「京のSAKESORA」のオーナーさんですけんど、クラフトビールの醸造所は全国にこじゃんちあるがでしょう?なんで京都にしたがか、コンセプトをこれ!ち決められたきっかけはなんやったがですか?あと、お店で仕入れるビールはどうやって選びゆうがか、参考にしたいき、お話聞かせてつかあさい!

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    橋田さん

  • 実は私がクラフトビールの魅力にはまったのは、店を開店する1年ほど前と、まだ最近になります。京都醸造さんの『一意専心』をいただいた瞬間に心を奪われました! そこで「京都には醸造所がいくつあるんだろう?」と関心を持って調べたところ、短期間にいくつもの醸造所ができていることを知りました。その一方で、飲食店で京都のクラフトビールや日本酒をたくさん揃えているお店は意外とありませんでした。

    私自身、京町家の宿を運営している中で、生まれ育った京都の魅力を発信できることに喜びを感じていましたし、「京都にはこんな美味しいクラフトビールがたくさんあるんやで!」という地元愛でお店がスタートしました。

    もう1つ理由があります。ブルワーさん達は、日々情熱をビール醸造に注ぎ、そしてそれぞれの醸造所にストーリーがある。皆さんノリもいい。そこに大きな魅力を感じました。たとえ小さな店であっても、自分たちがつくったビールがこの店には常設されている、と実感していただき、より美味しいビール醸造のために探求し努力をされているブルワーさん達への微力ながらも応援になれば、と思っています。「美味しいビール楽しみにしてるよ!」と。

    このため、お店では、新しくリリースされたビールの樽を積極的につないでいます。そしてお客様の反応をお越しになったブルワーさんに直接お伝えする機会もあります。

    店ではたまたま別の醸造所のブルワーさん達が鉢合わせ、ビール造りの話題で大盛り上がりすることもあるなど、京都の醸造所同士で横の繋がりが強いことも京都のクラフトビールの魅力の一つです。

    開店当初は、10箇所だった醸造所も、今ではさらに新たな醸造所が誕生し、また、間もなく誕生する醸造所もあるなど、ますます京都のクラフトビールは盛り上がりを見せています。

    ぜひ京都の醸造所のすべてのクラフトビールを味わって欲しいですね。

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    隆一

  • はァ~そんなドラマがあったがですね!!うちん店も七菜ちゃんと鉄雄とが『一意専心』を飲みに来てくれたががターニングポイントになったがです!

1話
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隆一たちと『一意専心』の出会いはこちら!

第1話を読む
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    隆一

  • ビールゆうたら「揚げ物やコッテリしたものが合う……」と思う人も多いと思いますけんど、「京のSAKESORA」さんでは「白熊」と同じように、おばんざいを提供しちょりますよね。

    ビールと和食のペアリングの魅力とか、ペアリングのコツについて、ぜひこじゃんと語ってつかあさい!

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    橋田さん

  • 京都のお水が軟水でまろやかで飲みやすいからでしょうか。京都のクラフトビールにカドがない飲みやすさを感じたことがきっかけで、お出汁が効いた和食と一緒にいただくことがありました。お互いの魅力が引き立って「美味しい」と感じました。

    それからは自宅で夫と「ビール祭り」と称し、いろんな種類のクラフトビールと、その時に食べたいと思った和食のアテを机の上にバーッと並べて、先入観に囚われることなく組み合わせを楽しんでいます。最高のひとときです。

    「ビール祭り」を通してお互いの個性を邪魔しない組み合わせ、例えば程よい柑橘を思わせる酸味のあるビールと酢の物の組み合わせなど、共通点があると合わせやすいと感じました。逆に苦みが強いビールと甘辛い味付けの「炊いたん」(煮物)と合わせると、お互いの個性が強調されて箸もすすみます。冷たいビールがぬるくなっていくと、ビールの豊潤さや香りが増すなど風味が変化したり、発泡感が弱くなったりするので、一緒に食べていた刺し身などがより美味しく感じた記憶もあります。

    あとは、ビールの中に含まれている材料に着目して、口の中で料理をするようなイメージで組み合わせると楽しいし新しい発見があります。

    組み合わせ(ペアリング)に慎重になり過ぎず、意外性を見つけることも楽しみとして、色々試してみてはいかがでしょうか。

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    隆一

  • 「ビール祭り」最高~!うちでも「ペアリングセット」ちゅうてビールやおばんざいを何種類か選んでもらえるメニューがありますけんど、えいですよね。和食やペアリングの魅力、俺もそうやってお客さんに説明しよ~!

6話
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隆一たちで
ペアリングお試し会をした回はこちら!

第6話を読む
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    七菜

  • 山岡揚子さんは、あたしたちも行った「地ビール祭京都」の運営をしていらっしゃいました。あたしたちが初めて参加したビールイベントで、雨だったけどすごく楽しかったです!

    そのときのあたしのように「ビールイベントに行ってみたい!」と思っている人へオススメの楽しみ方や注意点はありますか?

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    山岡さん

  • 多くのイベントはボランティアさんを含め、たくさんの人の協力のもと開催されています。主催者やブルワーさんだけでなく、お客さんもボランティアさんも、みんながイベントを作る参加者になれる点がイベントの醍醐味のひとつです。

    座席のあるイベントもありますが、基本は立ち飲みが多いので、荷物はできるだけ身軽にしていくことをお勧めします。好みのビールやフードを求めて会場を見て回る、子供のころの夏祭りのような楽しさがあります。ご友人と一緒に参加すると、ビールをシェアできるので、楽しめるビールが増えるのもうれしいですね。

    ステージプログラムが充実しているイベントも多く、会場にいる全員がビールを中心にして盛り上がる、そんな一体感がクセになりますよ。

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    七菜

  • 「ビールを中心にして盛り上がる一体感」! みんな飲んでるビールはそれぞれだけど、同じビールを楽しんでる~っていうあの感じ、ホント最高ですよね。ぜひ軽装であれこれ試しに来てほしい!

3話
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七菜たちが
「地ビール祭京都」に参加した回はこちら!

第3話を読む
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    鉄雄

  • 揚子さんはご夫婦で山岡酒店を営んでおられますよね。お店やオンラインショップでは、ご夫婦お二人がお客さんの好みに合わせてビールを選んでくれはるのが、一ビールファンとしてめっちゃありがたいです。

    そんな揚子さんにお伺いしたいのですが、家でクラフトビールを楽しむとき、お店でビールを買うにあたって選び方のコツはありますか?

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    山岡さん

  • 店頭では、お客様の好みと苦手な風味、合わせる料理などをお聞きして、気候に合わせておすすめを選ぶことが多いです。お客様の好みに沿ったビールはもちろん、逆に、このスタイルはあまり試したことがないだろうな、と思っておすすめすることもあります。

    ビールは本当に多種多様なので、その季節にしか出会えないものもたくさんあります。寒い日には鍋料理に合わせやすいものや度数の高めのもの、暑いときには刺激的な苦みやさっぱりリフレッシュできるものなど、その日その時でおすすめはどんどん変わります。

    小売販売店では、飲食店さんと違ってお客様はその場で味わうことはできません。だからこそ、今日はどんなビールを飲もうかな、どんな料理と合わせようかな、と、選ぶ楽しさ、迷う楽しさもお店の陳列棚の前で堪能していただきたいですね。

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    鉄雄

  • お客さんの情報からいろんな想像を膨らませるのがコツなんですね。陳列棚で迷うやつ、毎回やります。「このビールに何の料理合わせたらうまいんかな?」とかもよく想像しますし、確かに日によって変わりますよね。選んだやつ飲むんが最高なんはそらそうですけど、迷うたり想像してる時間も楽しみの一つですよね。

6話
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鉄雄と隆一が宅飲みした回はこちら!

第8話を読む
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    七菜

  • 最後にクラフトビールをこれから楽しみたい方にメッセージをお願いします!

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    藤原さん

  • クラフトビールの魅力は「多彩」なこと。いろいろ「試せる」こと。

    しかし、それは「単に飲み散らかす」ことではなく、「経験値や知識を蓄積する」ためでなければもったいない。自分の好みを見つけるためにいろいろ飲み比べてほしい。

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    橋田さん

  • 様々なスタイルがあるクラフトビールですが、無理をして詳しくなる必要はありません。冒険心を持って飲み比べる中で、「あ、これ好き!」という出会いを楽しんでほしいからです。

    そして、ぜひ京都の全醸造所のクラフトビールを味わってほしいですね。発展途上、急成長中だからこそ「京都」のクラフトビールは面白いですよ。

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    山岡さん

  • ビールはなんて多様で幅広いおいしさがあるんだ!と驚いて、私もビールの虜になりました。そして、その様々な味わいを他の人にも広めたくなることもビールの魅力の一つです。静かにじっくりと味わっても、仲間とワイワイと盛り上がっても、ビールは本当に楽しいです。いろんなビールを知れば知るほど、もっと楽しくなりますよ!

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    七菜

  • みなさまお答えいただきありがとうございました!
    このインタビューを読んでくださったあなたに、クラフトビールとのよき出会いが訪れることを願ってます。

    いろんなビールを飲めば飲むほど、世界の広がりと奥行きを感じるのがクラフトビール。だからこそ、一度で運命のビールに出会えなくても、ぜひ無理なく楽しく何度でもチャレンジしてみて!クラフトビールライフを一緒に楽しみましょう~!
    (お酒を飲むときは、一緒にお水も飲んでね!)

プレゼント見出し

君も「千鳥足スタンプラリー」
スタッフの仲間入り!

プレゼント画像

鉄雄や修道が着ている
「千鳥足スタンプラリー」スタッフTシャツを
抽選で3名様にプレゼント!
なんと村野先生・依田先生の直筆サイン入りです!

応募方法見出し

STEP.1

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当選発表見出し

厳正なる抽選の上、 TwitterのDMにて
当選者にご連絡差し上げます。

注意事項見出し

  • 当選連絡は4月中旬頃を予定しておりますが、都合により前後する可能性がございます。
  • 当選のご連絡から1週間以内にご返信いただけない場合や、応募内容に不備があった場合は、当選が無効になります。
  • 当選者の個人情報につきましては賞品発送に使用し、発送後は発送履歴情報として一定期間保管後に廃棄いたします。
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  • 本企画のお問い合わせはsupport@mag-garden.co.jpまでお願いいたします。お問い合わせに対する回答には時間がかかる場合がございます。また、ご質問内容によってはお答えできない場合がございますので予めご了承ください。
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新刊紹介

6巻

あなたに届けたいビールがある!

スタンプラリーイベントがついに開催!「白熊」では急増したお客さんに対応するため、奮闘する隆一と知愛たち。鉄雄と修道はSNSで発信すべく、ビールを楽しむ人々に取材をしていく。その裏側で七菜はイベントの反響がわからず不安を抱え…。ビールと人の新しい出会いが繋がり、オトナの青春はさらなるステージに!

既刊紹介