「マッグガーデン連載作家さんの作品作りで大切にしていることが知りたい!」
そんな声にお応えして本連載では、過去コミックガーデンに掲載されたインタビュー「教えて先生!!」を紹介いたします。
第4回の先生は長谷川恭大先生です!
(月刊コミックガーデン2020年6月号掲載)
作家紹介
長谷川恭大先生
代表作は『ヘルゲート幹部会議』!
『ヘルゲート幹部会議』全1巻、好評発売中!
それでは一問一答での“執筆の秘訣”、スタート!!
Q.キャラクターづくりで意識している点はありますか?
ほどほどのクズになるようにしています。イイ人すぎると、酷い目に合った時笑えないので。
Q.ストーリー作りで終始している部分はありますか?
フリをしっかりやることです。笑いの出発点はボケではなくフリ!ここが雑だとせっかくのボケツッコミも威力が落ちてしまいます。
Q.ネームの際に心掛けていることはありますか?
風通しがよくなるようにはしています。なんか読んでて息苦しいなぁ、と感じたらバーンと大ゴマをいれて換気をするのです。
Q.ペン入れの時に大事にしていることはありますか?
勢いです。ゆっくり下描きをなぞるというよりかは、ちょっとズレてもいいのでシャシャッと入れるようにしたいです。できていません。
Q.ずばり、作品作りで一番大切にしているのは何ですか?
気がノることです。漫画を描くのは猛烈に面倒くさいので、とにかく自分の気をノせなければどうにもなりません。
Q.独自の練習方法、役に立った練習方法があれば教えてください。
高速模写です。写真を10~30秒ぐらいで次々デッサンするやつです。一時期毎日100枚ぐらいやっていました。効果があったかどうかは定かではありませんが、やった感は得られます。
Q.漫画に限らず、志望者の方にぜひ見てほしい作品はありますか?
『ウルトラマンX』です。製作者の熱意は、画面を通してお客に伝わるのだと体感できます。その事実は希望です。
Q.最後に、志望者の方々へ向けて一言アドバイスをお願いします。
2、3作漫画を投稿してダメだったからといって、もうダメだー、とあきらめないでください。私は30回ぐらい投稿してもダメでした。しつこくやっていると、運が向いてくることもあります。人生に余裕があるうちは、投稿を続けてみてもいいのではないでしょうか。
ご回答、ありがとうございました!
作品紹介
『ヘルゲート幹部会議』はMAGCOMIにて1話常時無料公開中!
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月例マッグガーデンマンガ大賞
1ページマンガ賞 箱庭
次回(7月20日更新)は大沖先生です!お楽しみに!