「マッグガーデン連載作家さんの作品作りで大切にしていることが知りたい!」
そんな声にお応えして本連載では、過去コミックガーデンに掲載されたインタビュー「教えて先生!!」を紹介いたします。
第40回の先生は毒田ペパ子先生です!
(月刊コミックガーデン2019年2月号掲載)
作家紹介
毒田ペパ子先生
『さよならローズガーデン』全3巻好評発売中!
それでは一問一答での“執筆の秘訣”、スタート!!
Q.ペン入れの時に大事にしていることはありますか?
最近はあまり効率を考えないようにしています(締切に間に合う範囲で…笑)。非効率だとカリカリと重ねた線に描いている人間の個性というか、情念が籠るような気がしています。
Q.キャラクター作りで意識している点はありますか?
欠点や渇望、その障害などを考えておくとキャラに感情移入がしやすくなってお話を転がしやすくなるなと感じてます。
Q.ネームの際に心掛けていることはありますか?
キャラクターの表情だけではなくて、手や足先など、仕草で密かに感情が現れる部分を意識的にアップにしています。『さよならローズガーデン』では、とくに感情や関係性を出すために手だけのコマが多めです。
Q. 漫画に限らず、志望者の方に是非見てほしい作品はありますか?
海外ドラマの『ブレイキング・バッド』は物語の伏線の張り方や心情描写の変化、展開の巧妙さ、視聴者を驚かせる仕掛け、さらにカメラワークも勉強になることが多くて、何度見ても何かを学べる教科書みたいな作品です。もちろん娯楽作品としても超面白いのでぜひ! オススメです!
Q. 最後に、志望者の方々へ向けて一言アドバイスをお願いします。
楽しんで描かれた作品には人を惹きつける強い魅力があると思うので、好きなものをたくさん詰め込んでめいっぱい楽しんでください!
ご回答、ありがとうございました!
作品紹介
『さよならローズガーデン』はMAGCOMIにて第3話まで常時無料公開中!
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月例マッグガーデンマンガ大賞
1ページマンガ賞 箱庭
次回(2月5日更新)は磐秋ハル先生です!お楽しみに!