【マグコミ漫画研究部】『ドラゴン、家を買う。』の主人公・レティが現実世界で住めそうな家を研究してみた

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お久しぶりです!編集Nです。
マグコミ漫画研究部第2回目に取り上げるのは……この作品!!

 

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MAGCOMI読者には釈迦に説法かもしれませんが……「この作品を読んだことない」というような方もいらっしゃるかもしれないので、まずはNの独断と偏見による簡単なあらすじを説明します。

※一部作品のネタバレを含んでいますので、ご注意ください。

 

『ドラゴン、家を買う。』とは!?

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臆病者すぎて一族から勘当された、か弱きドラゴンの子・レティ。勇敢さとは無縁の彼は、安心安全な“家”があれば生きていけると考える。エルフやドワーフ、ゴブリンなど多様な種族が生きる広大な世界で、夢のマイホーム計画は成就するだろうか――。住まい探し×ファンタジー、開幕!

 

ドラゴンという最強生物でありながら、とても弱く臆病という特徴を持つ主人公、レティ。

この「弱い」というのは「魔王と比較して」とか「あくまでドラゴンの中では」などといった条件下のことではありません。

下記ステータスを見ればわかる通り、文字通りそのままの意味での「最弱」です。

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そんなレティは、ある日うっかり昼寝をして卵を狩人ハンターに奪われてしまうのですが……

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その後、モン●ンシステムのような言い訳をして父竜を激怒させ、ついには勘当されてしまいます。

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そうして一人ぼっちになってしまったレティは、身を守れる安心安全な住居を探そうと決意。

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そのままあてどなく彷徨っていたら色々な種族の方々と出会い、協力してもらうのですが――

ある時は竜なのに空が飛べずに断念し……

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またある時は竜なのに泳げず断念し……

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またある時は竜なのにゴブリンに同情されてしまい……

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散々な目に遭うのですが、そうこうするうちに高名な建築士であるエルフ・ディアリアの噂を耳にします。

 

その後、紆余曲折……

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そう、勇者に絡まれるという紆余曲折を経て…

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ついにディアリアと出会うのです。

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ちなみにこのディアリアというエルフ、非常に有能で一級建築士、宅建業免許、宅地建物取引主任者資格を持ち、更には魔王も兼務するとんでもない男です。

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こうしてディアリアに様々な物件を紹介してもらい、最弱ドラゴンが理想のマイホームを探すべく行動する――というところから物語は始まるのですが。

ここで私の「気になったことは徹底的に調べないと気が済まない」という性分が鎌首をもたげました。

それは――

 

現実世界で、レティ(竜)が住めるような家ははたしてあるのだろうか?という疑問です。

ファンタジー世界ならいざ知らず、現実世界において竜が住める物件など存在するのだろうか。

仮にあるとして、立地は? 動線は?

そもそも竜を想定した大きさの家などあるのか?

etc.……

一度気になってしまえば、最早それは呪縛のように私の心を蝕んでいく。(妄想)
ということで、前置きが長くなりましたが―――

第2回マグコミ漫画研究部!~MAGCOMI作品のどうでもいいことを真面目に考察してみた~の議題は、こちらになります!!

 

『ドラゴン、家を買う。』の主人公・レティが現実世界で住めそうな家を研究してみた

 

 

まず最初に、竜が住める家を探す上で問題となるのは……そのサイズでしょう。

作中でも、このようにツッコまれるほどの巨躯を誇るレティ。

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具体的には、第9話にてレティの体長は13フィート(約4メートル)ほど、体重は2.5トンという記述があります。

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4mを超える生物が納まる家となれば……まずマンションや一軒家では不可能でしょう。

唯一住める場所があるとするなら―――でしょうか。

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この世界には、西洋・東洋問わずあらゆる城が存在しています。

そうして、城というものは基本的に敵を防ぐために使われる為、堅牢で強固であり、

なにより多くの兵士を収容する必要がある以上、非常にデカく作られている。

これはまさに、レティにうってつけの条件であると言えるでしょう。

 

ということで、古今東西のあらゆる城を調べていた矢先。

私は、レティに相応しいことこの上ない、至高の城を見つけてしまいました。

 

その名も、カーディフ城!!

 

※Yah●oやGo●gleにて「ウェールズ カーディフ城」などで画像検索するとすぐにヒットしますので、是非ご覧ください。

 

こちらはウェールズ(イギリスを構成する4つの国の一つ)の首都にある城なのですが……

 

 

なんと、この城の前にはレティみたいな赤竜の像(!?)があるのです!!!!

 

そもそもウェールズは国旗に赤い竜を使用しており、ラグビー・ウェールズ代表は「レッド・ドラゴン」という愛称で呼ばれるほどの竜に対する思い入れが強い国として知られています。

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そのためウェールズは別名「ドラゴン=ハートの国」と呼ばれることもあり、さらに言えば伝説の英雄アーサー王の父の名前がユーサー・ペンドラゴンと言われていることもあり、ウェールズのみならずイングランド全体で「竜」は象徴として敬われていることが多いようです。

 

ここならば……臆病で貧弱なレティでも、赤竜というだけで敬われ、ごくごく平穏に過ごすことができるはず……!!

おまけにカーディフ城はレティでもすんなり収容でき、数十メートルの巨大な城壁に囲まれている為、動き回るも引きこもるも自由自在。

更に首都にある為、日用雑貨店なども徒歩圏内にあり、周囲には運動不足解消の為のテニスコートまで完備されています。

これはもはや、レティの為にある住居と言っても差支えないのでは……!?

 

 

と、いうことで……結論。

現実世界におけるレティの理想の家は、カーディフ城だと思われる。

 

この結論をぜひとも公式設定として認めさせたいと考えたNは、『ドラゴン、家を買う。』の担当編集者Jさんに突撃インタビューを敢行しました!

 

 

f:id:magcomi:20200406213628p:plain……かくかくしかじかとそういうわけで、現実世界でレティに相応しい家はウェールズにあるカーディフ城という結論になりました! いかがでしょうか!

f:id:magcomi:20200403213716j:plainよくそんなどうでもいいことを真面目に研究したね……。正直、現実世界でレティが住めそうなところなんて全く想像したことなかったなぁ。

f:id:magcomi:20200406213628p:plain一度気になったことはトコトン調べずにはいられない性分でして……それで、この結論についていかがでしょうか!(`・ω・´)

f:id:magcomi:20200403213716j:plainどうって言われても……まぁ、面白くはあると思うよ。それにしても、カーディフ城の前に竜の像があるのは知らなかったなー。これ、他にもあったりするの?

f:id:magcomi:20200406213628p:plain大きさはそうでもないですが、城のあちこちに赤竜を模した像があるそうですよ。日本でいうならお台場にあるガン●ムみたいなもんで、現地の人から見ても観光名所になってるんじゃないですかね?

f:id:magcomi:20200403213716j:plainわかりやすいようでわかりにくいな。第一、その例えは関東圏の人間にしか伝わらないような……

f:id:magcomi:20200406213628p:plainじゃあ…もっとわかりやすく言うなら、ラグビー・ウェールズ代表が「レッド・ドラゴン」って呼称されてるじゃないですか。あれはいわば、野球日本代表が「侍JAPAN」って呼ばれているようなものだと思うんです。

f:id:magcomi:20200403213716j:plainほう。つまり、日本でいう「侍」がウェールズでは「赤竜」にあたると?

f:id:magcomi:20200406213628p:plainはい。侍といえば日本固有の身分を差す言葉として、国民に広く周知されています。国を代表するスポーツにつける言葉なんだから、ある意味当然ですよね。ウェールズにとってはそれほどの知名度・人気が「赤竜」にあるということ。これは即ち、レティがここに住めば人気者になること間違いなしですよ!

f:id:magcomi:20200403213716j:plainふむ。そう言われると、たしかに凄いことに思えてくるな……。ま、一つ勉強になったよ。イギリス圏だと、こんなに竜が敬われてたことは知らなった。

f:id:magcomi:20200406213628p:plainそうでしょう!? これはもう、レティをここに住ませろという神のお告げみたいなものですよ!! というか、もしよければ……これだけ赤竜に親しみがある国が現実にあるのなら、作中にもウェールズにちなんだ竜に登場いただくのはどうでしょう?

f:id:magcomi:20200403213716j:plain作中に!? また思い切ったことを……レティがいるんだからいいじゃない。バーニーさんとかもいるしさ。

f:id:magcomi:20200406213628p:plainそんなことないですよ! それに…実は更に調べてわかったんですけど、ウェールズでは赤竜と白竜が対となって戦うという伝説があるみたいでして。何なら、レティのライバルキャラとして、今度白い竜に登場いただくのはいかがでしょう!

f:id:magcomi:20200403213716j:plain白竜? 白竜ならもう、作中に登場してるよ。ほら、バーニーさんの奥さんのルーナ。覚えてない?(※単行本4巻158Pページ下記参照)

 

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f:id:magcomi:20200406213628p:plainあ、そういえばいましたね…すみません、すっかり失念してました。でも、じゃあ…レティとルーナに何らかの関わりがあったとかないですかね!? ほら、同じ竜族だし。実は友達だったとか!

f:id:magcomi:20200403213716j:plain(やけにグイグイくるな……)んー…いや無いと思うけどね。今度、打ち合わせするときに聞いてみるよ(聞かないけど)

f:id:magcomi:20200406213628p:plainあざます! でも…作中にウェールズにちなんだ竜を出すのなら、やっぱり現地にいって取材する必要がありますよね……?

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f:id:magcomi:20200406213628p:plainやっぱりこれは、よりよいものを描く為に一度ウェールズに行くしかないのでは? その際は、私も同席させてください!! カーディフ城、是非行ってみたいなぁ……チラッ

f:id:magcomi:20200403213716j:plain…………(コイツ、調べていく内にウェールズが気になって観光したくなったんだな…)

f:id:magcomi:20200406213628p:plainどうでしょう、Jさん!! アニメ化も決まって絶好調の本作……ここらで一度、取材旅行を敢行しては?

f:id:magcomi:20200403213716j:plain……はあ。わかったわかった。アニメ化も正式に決まったことだし、ちょっと編集長に打診することを前向きに検討してやるよ。(やるとは言っていない)

f:id:magcomi:20200403213716j:plainありがとうございます! 期待してます!! あ、それじゃ最後に…こちら、『ドラゴン、家を買う。』のJさん公認設定にしてもよろしいでしょうか!

f:id:magcomi:20200403213716j:plain担当編集の公認設定って何さそれ! それ意味あるの!?…まぁいいけど。

 

 

 

…ということで突撃インタビューを試みた結果……

「レティが現実世界で住めそうな家はウェールズ・カーディフ城である」ということがJさん公認設定となりました。←!?

 

そして、もしかするとそれにちなんだ新たな展開や、ウェールズに取材に行った上でのお話が描かれる可能性もあるかも……!?

乞うご期待(?)ください!!

そして、もしまだ『ドラゴン、家を買う。』を読んだことのないウェールズファンのそこのアナタ!!

これを機に、読んでみてはいかがでしょうか。

現在、下記にて第一話が無料で読めますので、少しでも興味を抱かれましたら、是非お読みください!

 

 

 

また、現在『ドラゴン、家を買う。』はアニメ化が決定したこともあり、キャンペーンやクラウドファンディングなど様々なプロジェクトを行っております!

▼詳細はコチラ

 

 

もしよろしければこちらもご確認頂き、どんどん広がっていく『ドラ家』ワールドを堪能してください!!

 

それでは、今回の研究はこのあたりで失礼します!

以後も毎月このような形で、私Nが独断と偏見で選んだMAGCOMI連載作品の気になった点を考察しては、作者や担当編集者に突撃インタビューをしていこうと思います!

次回もお楽しみに!

 

 

©多貫カヲ・絢 薔子 2020/マッグガーデン ©Kawo Tanuki・Choco Aya 2020/MAG Garden

※本ブログへ記載した画像は、株式会社マッグガーデンが刊行した『ドラゴン、家を買う。』①~⑤巻より抜粋し、引用させて頂きました。