『鳥ジャンキーズ』第1巻発売記念特集

鳥ジャンキーズ

遂に第1巻が発売する『鳥ジャンキーズ』

その作者🐦空廼カイリ先生🐦にロングインタビューを実施! 本作制作の裏話から、愛インコの皇仁おうにくんとの馴れ初めまで、ここでしか見れない内容盛りだくさんでお届けします!

🖋空廼 カイリ

 ◎著作:『モノクローム・ファクター』『マザーキーパー』『クロアキメラ』など。

 

Q1、『鳥ジャンキーズ』の制作秘話・裏話をお聞かせください!
元々はお風呂で頭洗ってる時にふと思いついたネタでした。飼育エッセイは既に素敵な作品がいっぱいあるので、鳥漫画として別方向から切り込んでみたいと思い、ツイッター版でも初回はちょっとあぶなげな雰囲気にしてみました(笑)

 

Q2、飼われているインコ(コガネメキシコインコ:皇仁おうにくん)との出逢いのエピソードも是非教えてください。

元々コガネは飼いたいと思っており、よく行っていた東京のショップにはヒナが入ったら連絡を頼んでいたのですが、時期が悪かったらしくなかなか連絡も来ず…。数か月後に同系列の別店舗にいるのを見つけて新幹線に乗って会いに行きました。ナナイロメキシコ達と同じケージにいたのですが、その子たちの方が自分アピール強くて皇仁おうにくんはずっとビビって近寄ってすらきませんでした。

 

Q3、Twitterでも皇仁おうにくんとの生活を折に触れてつぶやいていますが、作中の出来事は実体験を元にしているのでしょうか?   (また、これからインコを飼おうとしている人にアドバイスや注意点等ありましたら聞かせてください。)

基本的には実体験に基づきますが、それ以外もあります。なので皇仁おうに=かぼちゃではないですね。かぼちゃはニギコロできますが皇仁くんはできなかったり、かぼちゃはみんなが食べてるのを見てポップコーンを食べ始めましたが、皇仁おうにくんは頑なに食べないなど、細かい相違点があります。アドバイスを人にできるほど飼育歴は長くありませんが、この作品を読んでコガネを飼ってみたい!という方は、動画などではなくショップや花鳥園、鳥カフェなどで実際にコガネの鳴き声を間近で体験した方がいいかもしれません。時には人をノイローゼにするほどの鳴き声です(日本より敷地の広い海外ですら同様のようです)。長ければ約30年間毎日自分の家にその声が響くという事、自分の住んでいる家・場所でそれが可能かを考えた上で、お迎えを検討したほうがお互い幸せだと思います。そして、迎えたならばどんなにうるさくても決して怒鳴ったり叱らないでください。信頼関係は一度崩れると修復がとても難しいです。

f:id:magcomi:20210906085526j:plain




Q4、皇仁おうにくんとの生活の中で一番幸せを感じたエピソードと、一番大変だったエピソードをお聞かせ下さい。

幸せを感じたエピソードとなると2つになってしまうのですが、やはりうちに来て初めて手に乗ってくれた時と、自分の意志で私の服の中に入ってくれた時ですね。社交的といわれるコガネですが、家に来てから手に乗ってくれるようになるまで丸々2週間は掛かりましたし、自ら服の中に入るまでには更に1年半掛かりました。お迎えした時には既に一人餌で触れられる事を嫌がる傾向にあったので、正直他のコガネ飼いさん達がTLにあげているような服の中でまったり、のような触れ合いは完全に諦めていました。それがある日自ら服の中に入れてほしいと催促するようになったので、その時は本当に驚きましたし、信頼してもらえたんだなーと感動しました。動物を飼う上でいろいろな事を制限されたり、義務となるのは覚悟した上で迎えたので、大変なエピソードは特にないですね。

 

Q5、作中ではインコの様々な生態が描かれていますが、先生が一番面白いと思う生態を教えてください。

インコ独自な生態には疎いですが、やはり形態模写に優れている点でしょうか。
人間の言葉を真似る声帯模写は有名ですが、しゃべるのが苦手な子達でも行動を真似る事に優れていたりして、魅力はたっぷりです。一生懸命こちらとコミュニケーションを取ろうとしてくる姿はとても可愛らしいです。

f:id:magcomi:20210906210924j:plain



 

Q6、かぼちゃを初め、様々なインコたちが表情豊かに描かれているのが魅力の本作ですが、この回のここは可愛く描けたな、と思うシーンはありますか?

シリに鼻突っ込まれて頭の羽毛がモ゛ッってなってるかぼちゃが改心の出来です! 個人的なこだわりとして『インコの表情はキャラクター的なデフォルメせず、鳥らしい表情のまま描きたい』と思っています。

f:id:magcomi:20210906232316j:plain



Q7、作中には飼い主達も多く描かれますが、彼らのキャラクターはどうやって生まれたのでしょうか?また、好きなキャラクターは誰ですか?

成瀬と都築の二人はTwitter版1話目の展開から真面目そうな人ヤクの売人風な怪しい人」というコンセプトでキャラデザしています。連載化にあたり、鳥飼い達は飼っている鳥の色をキャラのイメージカラーに据えデザインしました。
個人的に気に入ってるキャラは都築兄です。

f:id:magcomi:20210906084630j:plainf:id:magcomi:20210906084632j:plain



Q8、ちなみに空廼先生は1話で描かれたイン粉吸引をされた事はありますか?

毎日欠かさず吸引しています。コガネは脂粉が少ないのがありがたいです。

f:id:magcomi:20210906084150j:plain



Q9、ズバリ、インコの魅力を教えてください!

フワフワサラサラで温かく、しかも良い匂いまでする。とにかくかいぬし大好き過ぎて距離がめちゃくちゃ近いですが、それがたまらなく愛おしい。鳥がペットとして認知されて長いにもかかわらず、その魅力が世間には意外と知られていないと実感する事が多いので、少しでもそれらを伝えていけたらなと思います。

 

Q10、読者の方へのメッセージをお願いします!

思いつきから喫インコへの情熱を放出した結果、こうして本にして頂けたのは、鳥好きな皆様が支えてくださったからこそです。ありがとうございます!
これからも鳥の魅力を拙いながらにも伝えていけたらと思うので、是非是非、本を手に取っていただけたらと思います!

f:id:magcomi:20210906090033j:plain

🐦空廼先生🐦
ありがとうございました!!

キャンペーン情報

空廼カイリ先生作品 4作品無料公開中!!!

f:id:magcomi:20210907115132j:plain



【無料公開期間】ー 9/15(水)12:00 ~ 9/30(木)23:59まで ー

 

✨全話無料公開中✨

 

 

✨1話~5話 無料公開中✨

 

  • f:id:magcomi:20210907120550j:plain

『鳥ジャンキーズ』第1巻の発売を記念して、
ツイートキャンペーンを行います!

 応募方法

以下の2点と併せて、作品の感想をツイート or アナタの愛鳥についてツイートするだけ!
※『#わたしの愛鳥を紹介します』=愛鳥のツイート
※『#鳥ジャンキーズ1巻発売』=作品の感想
にて、ツイートをご投稿ください。

  • #わたしの愛鳥を紹介します
  • #鳥ジャンキーズ1巻発売

ツイートする鳥の写真については、基本的に鳥権を侵害しかねない他人様の愛鳥はご遠慮ください。
愛鳥のいない方は、代わりに好きな鳥の種類を呟いて頂いてもOKです。

 賞品情報 10名様

賞品好きなページが指定できる『鳥ジャンキーズ』複製原画10名様

複製原画については見開きページはご指定頂けませんのでご了承ください。

 キャンペーン期間

2021年9月15日(水) 12:00  2021年9月30日(木) 23:59まで

 当選発表

厳正なる抽選の上、
TwitterのDMにて当選者にご連絡差し上げます。

注意事項

  • ツイート頂く画像やテキストに関しましては、応募者が著作権を含むすべての権利を保有し、第三者の著作権、肖像権、プライバシーなどの権利を侵害していないものに限ります。
  • 当選のご連絡から1週間以内にご返信頂けない場合や、応募内容に不備があった場合は、当選が無効となります。
  • 当選者の個人情報につきましては賞品発送に使用し、発送後は発送履歴情報として一定期間保管し、保管期間経過後に破棄いたします。
  • プライバシーポリシーをご確認頂き、同意の上でご応募ください。
  • ご応募は日本国内にお住まいの方で、賞品のお届け先が日本国内の方に限らせて頂きます。
  • プログラムによる自動投稿や、同じ内容での繰り返しの応募などは、対象外とさせて頂きます。
  • Twitterアカウントが非公開設定の場合は、対象外とさせて頂きます。
  • 本企画のお問い合わせはsupport@mag-garden.co.jpまでお願いいたします。お問い合わせに対する回答には時間がかかる場合がございます。また、ご質問内容によってはお答え出来ない場合がございます。予めご了承ください。

【 コミックス情報 】

f:id:magcomi:20210906201948p:plain

 

鳥ジャンキーズ 1

空廼カイリ

 

660円(税込) B6判
ISBN : 9784800011329

 

ーあらすじー
慣れない生活に疲れ果てた新社会人・成瀬。限界を迎えた彼が起こした行動は、隣家への突撃! そこには成瀬に中毒症状すら起こさせる「アレ」がいた――。知る者は語る。「他の何より、鳥にハマったヤツが一番ヤバい」…と。