お久しぶりです!編集Nです。
マグコミ漫画研究部第3回目に取り上げるのは……この作品!!
MAGCOMI読者には釈迦に説法かもしれませんが……「この作品を読んだことない」というような方もいらっしゃるかもしれないので、まずはNの独断と偏見による簡単なあらすじを説明します。
※一部作品のネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
『琥珀の夢で酔いましょう』とは!?
京都の広告会社に勤める剣崎七菜は、社内の人間に自身の仕事が認められないことに苛立ちを感じていた。そんなとき偶然入った居酒屋「白熊」で、店主・野波隆一とカメラマン・芦刈鉄雄、そして「クラフトビール」に出会う――。もっと自由にビールを楽しむ、京都クラフトビール物語はじまります!
有能ながらも派遣社員という立場もあり、所属する会社で孤立している主人公・
そんな風評の憂さ晴らし――ではなく、企画コンペに採用された記念として居酒屋を探していたところ……
路地奥に変な絵(?)のついた看板を見つけ、ついついその店に入ります。
しかし、そこにいたのは……
いきなりマシンガントークをしてくる店主・
看板のよくわからない絵に惹かれたというカメラマン・
更にこの店、店内なのにすきま風が吹き荒び…
メニューは1種類のみという中々ヤバい個性的な店のようで、思わず七菜は本音を漏らしてしまいます。
そのまま堰を切ったようにヒートアップし、職場での人間関係が上手くいかないことも重なって、ついには涙目になってしまう七菜。
そんな空気を振り払うかのように、店主・隆一はクラフトビールと呼ばれる、職人が麦芽・ホップ・水を複雑に配合した手作りのビールを振舞おうとします。
最初に出されたものは、舞台である京都で造られた
これがとても美味しく、こーんな険悪な顔をしていた二人が……
アラ、この通り。
そうして険悪な雰囲気も何のその……
いつの間にか3人は自然と表情が綻び、美味しい料理とビールに舌鼓を打ちながら会話を楽しむように。
ついには、なんと!
閑古鳥が鳴いている隆一の店を立て直すべく、アドバイザーにならないかと打診されます。
その後、最初に飲んだ美味しいクラフトビールが忘れられず、「ただの居酒屋」ではなく、「クラフトビール専門店」として売り出すことを提案する七菜。
これが思いのほか説得力があり、3人は隆一の店「白熊」をクラフトビール専門店にするべく行動していく―――というところから物語が始まります。
その後、クラフトビールの飲み比べをしたり、雑誌の取材がきたり、白熊でクラフトビールのイベントをしたり……という形で話が進んでいくのですが。
このクラフトビールのイベントをした際に出てきた登場人物、
それは――
……………………。
めっっっちゃわかる。。
実はこう見えて(?)私Nは大の甘党でして……
生ビールの醍醐味と言われる苦みやキレ味、喉越しで味わうという感覚がどうにもわからず、こんなもんのどこが美味しいのかと思いながら飲み会に参加することも多々ありました。
おそらく、読者の方も同じ感想を持った方も少なくないのではないのでしょうか。
ビールが苦手と言っても「最初の一杯は生!」という不文律でつき合わされたり、
あんまり好きじゃないと言うと「子供舌」「お子様」と言って馬鹿にされたり、
そもそも飲み会の場で「無理しなくていい」などと周囲に気を遣わせてしまい、申し訳なくなることもありました。
作中では、七菜たちが気を利かせて、そういう人向けでも飲めるクラフトビールを紹介し、見事イベントを成功に導くのですが……
気になるのは、やはり作中に登場する種類以外でも、「ビールが苦手」という人でも飲めるクラフトビールがあるのかどうかということでした。
これが解消できれば、全国のビールが苦手な人たちの救世主になれるのではないか!?
何より私自身も美味しく飲めるクラフトビールがあるなら、是非それを飲んでみたい!!
いつしか、そのような考えが脳裏を駆け巡るようになり……
一度気になってしまえば、最早それは呪縛のように私の心を蝕んでいく。(妄想)
ということで、前置きが長くなりましたが―――
第3回マグコミ漫画研究部!~MAGCOMI作品のどうでもいいことを真面目に考察してみた~の議題は、こちらになります!!
『琥珀の夢で酔いましょう』の登場人物・三宅杏のように「ビールの味」が無理な人にオススメできるクラフトビールについて研究してみた
まず最初に、作中で得た知識を活かして、クラフトビールについていろいろと調べてみたところ……。
ひとくちに「クラフトビール」と言っても様々な種類があるようで、その中にはお酒が苦手な人向けのものも数多く存在し、その最たるものがフルーツビールと呼ばれるモノのようです。
これは各種フルーツの果汁をビールに混ぜたり、製造途中で加えて一緒に発酵させるビールで、味としては甘さを全面的に押し出しているものが多いようです。
更に日本のみならず世界中で発売されており、地方の名産品を組み合わせることによってお土産として好評を博していることもあるのだとか。
いわば、トロピカルジュースやカクテルドリンクのようなイメージに近いかもしれません。
そんなことを聞いては……あらゆるフルーツビールを飲み比べするしかないじゃないか!!
こうして研究の為という大義名分を得たNは、会社の経費でクラフトビールを購入しては飲み、購入しては飲みということを繰り返していたところ……
ついには「ビールが苦手」な人にでも合うクラフトビールを数多く見つけてしまいました。
ここではその一部を公開していこうと思います! まずは……
①ニュートン/Newton
ベルギーで造られたクラフトビール、ニュートン。
そのパッケージからもわかる通り、青りんごの果汁を加えて造られたビールです。基本的にビール特有の苦みはほとんどなく、青りんごの香しい匂いが鼻孔をくすぐります。
クラフトビールの種別としてはベルジャン・ホワイトというスタイルになるそうです。そこに青りんご果汁を加えているのですね。
ベルジャン・ホワイトは色が非常に淡く、クリーミーな味わいがあるようで、作中でも「水曜日のネコ」を紹介する際に七菜が解説していましたね!
こちらはクラフトビールと言われなければ気づかないくらいに軽くすっきりとした味わいで、アルコール度数も低く、ジュース感覚でゴクゴク飲めてしまう。まさに「ビールが苦手」な人にうってつけの味のビールでした。
個人的には、ヨーグルトや駄菓子の酢だこさん太郎なんかがツマミにおススメです。
そもそも「りんご酢」という酢があることからもわかる通り、古来より林檎と酢のもの系は相性がいいと言われています。
いろいろ試してみたのですが、酢を使った食材の中では一番安い手軽に手に入れることができ、合わせて飲むと、酢の酸っぱさを青りんごの優しい香りが包み込み、より美味しく味わうことができました!
このようなご時世ですが、大手通販サイトや専用酒店などでも販売されており、一瓶400~500円程度とお手頃価格ですので、是非オンライン飲み会などで活用してみてはいかがでしょうか?
ちなみに余談ですが、名前からもわかる通り、本クラフトビールは300年前の物理学者・ニュートンの功績を讃えて醸造されたもののようです。
ニュートン・林檎とくれば……先々月に本ブログでも取り上げた『リィンカーネーションの花弁』の某登場人物を連想してしまいますね……(笑)
オススメ度:☆☆☆☆☆
②黒糖スイートスタウト
神奈川県厚木市にあるクラフトビール製造会社・サンクトガーレン社が開発した、砂糖を混ぜたビール。
中でも本商品は沖縄県産の黒糖をふんだんに使用しており、泡までしっかり黒糖風味で、泡を食べる【和菓子のような味わい】ということを売りにしています。
クラフトビールの種別としてはスタウトというスタイルになるそうです。
こちらは
甘党の私としては喜ばしい限りのクラフトビールですが……ビールに砂糖、と聞くと「え?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、日本の酒税法では糖類はビールの原料として立派に認められており、通常のお酒の中にも原材料に糖類を使っているものは数多く存在します。
主要なのものは、チューハイ・サワー・缶カクテルなどでしょうか。
本商品は、ビールの発酵前に黒糖を投入しているため、ベタベタした甘さやザラザラした砂糖の食感は微塵も感じないつくりになっています。
黒糖の香ばしい風味とほのかに感じるビールっぽさとのバランスをとる為に、アルコール度数は6.5%とやや高めですが、飲めば黒糖の柔らかさを感じられ、ビールが苦手な方でもスイスイ飲めてしまうこと間違いなしの逸品です!
個人的には、やや感じるビールの苦みを中和する為にも、通常のお酒のツマミではなくどら焼きやカステラなど和菓子と一緒におやつ感覚で飲むと、いいのではないかと考えています。
大手通販サイトや、下記サンクトガーレン公式サイトオンラインストアより購入できるようなので、気になった方は是非お試しください!
オススメ度:☆☆☆☆
③かぼす&ハニー
福岡県福岡市にあるクラフトビール製造会社・ケイズブルーイングカンパニーが開発した、かぼすとはちみつを使用したフルーツエール。
元々、かぼすとはちみつは食べ合わせがいいと言われており、かぼすのはちみつ漬けやはちみつかぼすサラダなど、様々なレシピに使用されています。
それをクラフトビールとして売り出したのがこの商品。
かぼすとはちみつの名産地として知られる大分県産のものをふんだんに使い、その香りは爽やかな甘みで満ちており、ビールが苦手な方でも楽しめるつくりになっています。
味としては苦みはそこまででもないのですが、ビールらしく酸味をふんだんに押し出しており、飲むとその刺激の後味として徐々に甘みが広がっていきます。
こちらは単品でもグイグイ飲めてしまうのですが、ツマミと一緒に飲むのならたたききゅうりや冷奴などサッパリしたものが一番合うと思います!
こちらも大手通販サイトや、下記ケイズブルーイングカンパニー公式サイトオンラインストアより購入できるようなので、気になった方は是非お試しください!
ちなみに、こちらのビール瓶にプリントされている人物はケイズブルーイングカンパニーの社長、加藤秀則さんのようです。
これはいわば、スーパーで売られている野菜などによくある「私がつくりました」という写真と同様で、それほどこのクラフトビールの味に自信と愛着があるからこそ、惜しげもなく自分の顔を押し出しているのではないかと私は解釈しました。
人に歴史あり……といいますが、味だけではなく瓶のパッケージデザインもセンスが出て面白いのがクラフトビールの魅力の一つですね!
しかし……その隣にいるかぼすを頭につけた人物もまた、本ブログでも取り上げた『リィンカーネーションの花弁』の某登場人物を連想してしまいますね……キャラの強さたるや、恐るべし(笑)
オススメ度:☆☆☆☆☆☆
……と、ビールが苦手な方でも美味しく飲めるクラフトビールをここまで順調に紹介してきた訳ですが……
そんな最中、私は今紹介した3作品とは違うベクトルで取り上げるべき至高のビールを見つけてしまいました。
それは……
④のんびりふんわり白ビール
…………。
デザインがめっちゃ可愛い٩(ˊᗜˋ*)و
ではなく!!
ご確認頂けましたでしょうか? こちら、なんと『琥珀の夢で酔いましょう』の舞台となる店名、白熊のデザインが使用されているのです!!
下記画像を見ればわかる通り、作品ロゴや単行本表紙にも使われている「白熊」。
白熊はもはや、作品を代表するアイコンと言っても過言ではないでしょう。
奇しくもそんな白熊がデザインされたクラフトビール……これはもはや運命!? コラボするしかない!!と一人テンションが上がった私は、本ビールを大量に購入して飲んでみることに。
ちなみにこちらは新潟県新潟市にあるクラフトビール製造会社・エチゴビール株式会社が開発したクラフトビールであり、クラフトビールの種別としてヴァイツェンと呼ばれるものになります。
ヴァイツェンとはドイツ語で「小麦」を意味する言葉です。その名の通り、小麦麦芽を50%以上使ったドイツの伝統的な白ビールであり、バナナのようなフルーティーな香りと、苦みをほとんど感じない柔らかな味わいが特徴なんだとか。
本商品はそんな特徴を押し出すように「リラックスしてのんびりと召し上がっていただく」というコンセプトで製造され、2020年4月14日(火)から一般販売を開始した、できたてホヤホヤのクラフトビールです。
開発意図としても、「普段はビールを召し上がらない方も含め広く女性にも選ばれる定番商品」を目指したとのことで、本研究のテーマ「ビールの味」が無理な人にオススメできるクラフトビールということも内包している部分もあるのではないでしょうか。
ちなみに、気になるそのお味は……
しっとり、やわらか。とでも言うのでしょうか。
口当たりが良くまろやかですが、かといって先に紹介した3種と違い甘さもそこまで感じない為、良い意味でビールっぽくない印象を受けます。
とにかく上記コンセプト通り、ヴァイツェンの口当たりの良さをふんだんに押し出し、お風呂上りや午後のティータイムなど、リラックスしたい時にこそぴったりの味のクラフトビールになっているかと思いました。
ちなみに、エチゴビール社は「のんびりふんわり白ビール」以外にも、その他様々なクラフトビールを醸造しております!
下記公式サイトよりご確認できますので、興味を持たれた方はぜひアクセスしてみてください!
オススメ度:☆☆☆☆☆☆
本作品へのピッタリ度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
……結論。
「ビールの味」が無理な人にオススメできるクラフトビールは、紹介した4商品。
中でも「のんびりふんわり白ビール」は本作にピッタリの商品である!!
この結論をぜひとも公式設定として認めさせたいと考えたNは、編集部のコネを利用して『琥珀の夢で酔いましょう』の担当編集者あさんと、著者である村野真朱・依田温両先生に突撃インタビューを敢行しました!
……かくかくしかじかとそういうわけで、『琥珀の夢で酔いましょう』に一番相応しいクラフトビールは「のんびりふんわり白ビール」という結論になりました! いかがでしょうか!
なるほどなるほど。「ニュートン」「黒糖スイートスタウト」「かぼす&ハニー」「のんびりふんわり白ビール」いや~どれも美味しいビールですよね~~~!
中には飲んでないビールもあって興味深かったです~!「かぼす&ハニー」気になりますね!
「ニュートン」は飲んだことあるんですけど、スルッと飲めて確かにオススメしやすいビールですよね。
和菓子とのペアリングも研究しがいがあるテーマですよね。京都が舞台だしいつか出したいと思ってるんですけど…。
ちょっとちょっと! 早速話が脱線してませんか!?
まぁまぁ慌てず「のんびりふんわり」いこうじゃないの(´-`*)
でも、「ビールが苦手な人」にも向いているって視点でクラフトビールを探るのって面白いですよね~。私達の間でもよくウンウン唸りながら話題にしますし。 作中ではどういう経緯で杏を出すことにしたんでしたっけ?
いつもプロットを考えるときに、友達と一緒に飲んで感想を聞いたりしてるんです。私の友達にも杏のように「ビールの味が苦手」という人がいて…一口に「ビールが苦手」と言っても、炭酸が苦手とか、苦味が苦手とかって様々なんですよね。
でもビールって知れば知るほど、「こんな味もあるんだ!」っていうビールがいっぱいだから、きっと苦手な人にも口に合うビールがあるはずなんです。
現に「後ろめたい秘密」(京都醸造)は、モデルとなったお友達が「これはいける!」と太鼓判を押したとか?
そうなんですよ~!ビールが苦手な人もお気に入りのビールに出会えて、私まで嬉しくなってしまいました。
うわ~~~いいなー!! 漫画で読んで飲みたくなったのに、そういう話を聞くとますます飲んでみたくなりますね!
Nさんにもここまで色々とクラフトビールに興味をもってくれて純粋に嬉しかったです。やっぱり、クラフトビールに興味を抱かれたきっかけは私たちの作品だったんでしょうか?
はい、もちろんです! 私は、本記事でも語った通り、あまりビール自体が好きじゃなくて……。飲みの席自体は好きだったんで、なおさら悔しくて。本作を読んで初めて「クラフトビール」や、甘いフルーツエールなどの存在を知りました。
漫画がきっかけになってくれてありがたい限り! クラフトビールは年々知名度も上がってきていますけど、私も最初に存在を知ったのは七菜のようにお店がきっかけなんですよ。4~5年くらい前のことだったかな……。
今じゃ常連なんでしたっけ?
常連というほどでは…私なんかがおこがましい……(;^ω^)
(そこ謙遜するんだ…)ちなみに、本企画の発案は作家のお二人からだったんでしょうか?
1巻のあとがきにも書きましたが、担当あさんからでした。
そうですそうです。クラフトビールの漫画を企画すれば、会社の金でクラフトビールを飲めるかなって。
なんて先輩だ!!!!!←自分のことは棚に上げるやつ
はぐらかさないでくださいよ~。
女性向けお酒漫画を作りたいとか、熱く語ってたじゃないですかー。
いや~どっちも本心ですから。
…って、あ! 思い出した! けっきょく本当にはぐらかしてるじゃないですか!
うん?
『琥珀の夢で酔いましょう』に一番相応しいクラフトビールは「のんびりふんわり白ビール」という私の研究結果ですよ! これはどうなんでしょうか!!!
…………。
…………。
ん…? なんでしょう、このいや~な沈黙は……。
Nくん……実はクラフトビールに限らず、白熊をモチーフにしたお酒っていっぱいあるっていうこと、知ってますか?
ファッ!?
例えばクラフトビールだけでも、2巻にも登場したベルギービールの「ヴェデット・エクストラホワイト」、ドイツビール「BEAR BEER」、「秩父麦酒(ちちぶびーる)」のしろくまシリーズなど……熊とお酒って、意外と親和性があるのかそう珍しいものでもないんですよ。
なん……だと……。
それに作中ではカバーと同じ熊のロゴマークが浸透していないかもしれません。
え?
え?
いや、担当あさんまで!?
そうそう。今回の「十月はたそがれのビール」編(11~14話)では、確かに熊のワンポイントが入ったパーカーを着てるんですけれど。
看板には相変わらず隆一が描いたアレがいます。
アレがいます。
あ~~~アレか~~~。
アレ……もしかして、こいつ↓ですか?
こいつです。
京都のバスキアこと隆一力作の。
こいつか~~~! お前白熊だったのか!!!
てっきり七菜がお店のデザイン面でも介入してるのかと思ってました……。お二人の中ではまだそこまで七菜は踏み込んでないんですね。
確かに七菜にはスキルがありますけど、遠慮もあったでしょうし、自分の仕事もあるしでそこまで介入してなかったと思います。でも「白熊」でビールイベント開催を経て、みんなもっと大胆な変化を求める可能性はありそうですね~!
それこそグッズ作りというのにこれから目を向けそうだと思います。
よし!( ✧Д✧) キラーン じゃあこの勢いで今後のお話の打ち合わせを!
ちょちょ、ちょっと待ってください! まだインタビューが終わってないんで!
え~いいところだったのに~。
私が思い描いてた「白熊」の熊はこっち ↓じゃなくてこっち ↓だったってことなんですか!
そのとおりです!
というわけで、Nくん! 今度はぜひ隆一力作の熊ちゃんにピッタリなビールを見つけてくれたまえ~。
ぐぬぬぬぬぬ……!
じゃ今回挙げてもらった4種類のビールでも飲みながら、打ち合わせ行きましょうか!
わーい!
飲みましょ飲みましょ~。
いやこんな熊ちゃん描けるのは世の中にはバスキアか隆一ぐらいしか…! ハッ、もしやこれは『琥珀の夢で酔いましょう』でオリジナルビールを作れという先輩からの試練なのでは――――――!?
……………………………………………………。
……………………………。
…………。
…ということで突撃インタビューを試みた結果……
『琥珀の夢で酔いましょう』の「白熊」のロゴマークは未だ隆一作の熊であるという公式設定が明かされ、今回挙げた4種類のビールは打ち合わせにもピッタリ ということが担当編集&著者の公認設定となりました。←!?
4つのビールを肴に次の話の打ち合わせを頑張るお三方の活躍にご期待ください!!
そして、もしまだ『琥珀の夢で酔いましょう』を読んだことのないビールの味が苦手のそこのアナタ!!
これを機に、読んでみるor作中で紹介したお酒を飲んでみるのはいかがでしょうか。
現在、下記にて第一話が無料で読めますので、少しでも興味を抱かれましたら、是非お読み&お飲みください!
また、『琥珀の夢で酔いましょう』読者の皆様の「飲んでみたい!」「もっと知りたい!」という声にお応えして、作中に登場するクラフトビールの醸造所リンク集をまとめて公開しております!
最近流行しているオンライン飲み会のお供にでもして頂ければ幸いです。
それでは、今回の研究はこのあたりで失礼します!
以後も毎月このような形で、私Nが独断と偏見で選んだMAGCOMI連載作品の気になった点を考察しては、作者や担当編集者に突撃インタビューをしていこうと思います!
次回もお楽しみに!
©村野真朱・依田温 2020/マッグガーデン ©Masoho Murano・Nodoka Yoda 2020/MAG Garden
©杉村啓 2020/マッグガーデン ©Kei Sugimura 2020/MAG Garden
※本ブログへ記載した画像は、株式会社マッグガーデンが刊行した『琥珀の夢で酔いましょう』①~②巻、月刊コミックガーデン2020年2月号~3月号掲載の『琥珀の夢で酔いましょう』11話・12話より抜粋し、引用させて頂きました。
※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の販売には年齢確認が義務付けられています。お酒、飲酒は20歳を過ぎてからお楽しみください。
※本記事で取り上げたクラフトビールの印象はあくまで主観的なものであり、表現した味を必ずしも保証するものではありません。ご了承ください。